15番目のチームの一員として@平林泰三レフリー

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27日、ヤマハスタジアムでおこなわれた、
ジャパントップリーグ第1節「ヤマハジュビロ対トヨタ」の試合で、
主審を務められたのは、フルタイムレフリーで活躍を
続ける、平林泰三さん。
試合後、今日のゲームを振り返っていただきました
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―今日の試合を振り返って
平林レフリー「試合前、東海ダービーということを聞いていました。
お互いの持ち味がフィジカルで、拮抗した試合になるだろうと、
予想していましたので、両チームのバランスをしっかりと持つように
心がけました。フィジカルな接点の部分でコンテストをしながらも、
オープンにボールを回そうとする意識がすごく高く、やっている
レフリーからすれば、展開、展開をしてくれる、ポジティブな両チーム
なので、やりやすい試合でした」
―ワールドカップ研修(※)で得たものは
平林「ワールドカップ期間中は、多くの試合や、レフリーを
見ながらいろいろと考えました。得たものは、1回で、一気には
出てこないと思いますが、これから長いシーズンをやるにつれ、
いろんなところで、ここは、ワールドカップでこうやってた
レフリーのここをやってみようかなと、細かいところで、ちょこちょこ
出てくると思いますね。本当に勉強になりました」
―トップレフリーを目指す人達から、目標とされる存在です
平林「トップへ上がるまでに、A1からAに上がる時、Aの中で
レギュラーになっていくという過程で、今、Aにいる僕も
下から上がってくるレフリーから憧れの対象となるわけですよね。
その点は、先輩レフリーや、先輩レフリーコーチの方から、
それなりの見本になるレフリングをしなさいと、再三、ずっと
言われ続けています。若手レフリーが、僕のレフリングや
スキルを盗み、真似をして、成長し、活躍していけるように、
自覚と責任を持って取り組んでいきたいですね。
と言っておきながら、僕もまだ年齢的に若いし、まだまだ発展途上です。
これからも、新しいことにチャレンジをしながら、若手レフリーも含め、
レフリーが一丸となって、日本全体のトップリーグを盛上げていこうと思います」
―レフリーチームのキャプテン(※)は相田レフリーです
平林「去年まで、トップリーグのレフリーグループは、
チームサーティーン(13番目のトップリーグチーム)
という呼び名でしたが、今年は、チームフィフティーン(15番目のトップリーグチーム)
というコンセプトで、呼び名を変えました。トップリーグチームと同じように、
キャプテン、リーダー、コーチに総務もいるんですよ。
僕は、一現役として、自分の回りに集まってくる情報を、オンタイムで
シェアをして、共通の認識を持ち、みんなが一貫性のある
レフリングができるよう、現実へ向けてやっていきたいですね」
(※)ワールドカップ研修:平林さんは、9月の中旬から20日間、
パリに滞在し、ワールドカップの試合を通して、レフリングを研修
(雨のヤマハスタジアムで主審を務める平林さん)
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平林さん、お疲れのところ、貴重なお話を聞かせていただき、
本当にありがとうございました。
トップリーグ担当のレフリーの皆様も、本格的なシーズンへ突入。
忙しい日々が続くと思いますが、シアワセな空間を共に、
作っていけるよう、これからも、活動、そして活躍を応援しています。

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