後輩へ託す願い

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「どんなにいいゲームをしようと、早稲田は勝たなければ否定されてしまう。
来年は必ず勝って欲しい」
1日、秩父宮ラグビー場でおこなわれた日本選手権2回戦。試合後の円陣で、
権丈選手(早稲田大学)が後輩達に託した願いでした。


試合後、中竹監督(早稲田大学)は、
「長い時間、準備がありましたが、狙いがしぼれないという中で、日本一の部分、
前にでるディフェンス、速いイーブンボールへの働きかけ、エリアマネジメントを
強みに練習してきました。うちは、20~30点は取れると思っていたので、
できれば僅差、クロスゲームに持ち込みたかったけど、簡単にアタックで崩され、
なかなかそうはいかず、突き放されてしまいました」
権丈キャプテン(早稲田大学)は、
「今年1年やってきたことを出そう、普通ではなく頭から狂ったように突き刺さろうと。
僕自身、おととしの東芝戦はリザーブでしたが、その頃と比べ早稲田は手応えがあったし、
勝てる試合でした。早稲田は勝つことがすべて。出し切った感はありますが、悔しいです。
この試合、トップリーグに通用する部分もあると、後輩達は感じてくれているはず。
また来年、強いチームを作ってもらいたいと思っています」
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早稲田大学の伝統の重みに触れた会見。権丈キャプテンの言葉が後輩達の胸に
刻まれますように。そうやって伝統というタスキが繋がれていくのかなと感じました。
来シーズンは、早稲田大学から五郎丸選手がヤマハジュビロへ入団します。
これからの活躍を温かく見守っていこうと思います。

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