ポジション争い

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15のポジション、22枚のジャージのため、そしてチームの勝利のため、
日々繰り広げられるポジション争い。
ヤマハジュビロのスクラムハーフ陣は、昨シーズンで村田選手が現役引退し、
現在3名の少数精鋭。5年目の佐藤選手、4年目の岡選手、そして2年目の矢富選手。


28日、ホンダヒートとの練習試合を控えたチームの取材に大久保グラウンドへ
行ったのですが、そこで見た矢富選手の姿が非常に印象的でした。
昨シーズンはワールドカップ時の負傷の影響もあり、思うようなプレーができず
終了。そして新たな気持ちで臨む今年は、おや?、何だか印象が違うぞと。
もともと、持ち併せていたものを私が気づかなかっただけかもしれませんが、
プレーが切れた際の円陣でチームを鼓舞する激しい声。全身から発する熱。
その熱に引き寄せられるよう、しばらく矢富選手を目で追っていました。
@これは、ホンダヒート戦
開幕メンバー入りの切符をかけた30日のホンダヒート戦の試合後、
「いくら自分がいいプレーをしたとしても、チームが勝たなければ評価してもらえない。
今、自分のいる位置で、自分に与えられた役割を全うすることが自分自身
そしてチームのためになる。開幕に向け、残された時間で結果を出したい」と、
思うような結果が残せなかった悔しさを、ほんの少し滲ませた様子で話してくれた
矢富選手。
まだ見えぬ先にある、激しいポジション争いのゴール。
願うことはひとつ。最後まで全力で走りきって欲しい。それだけです。
ホンダヒート戦のゲームレポートはこちらからどうぞ!

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