簡単なことが一番難しいこと

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トップリーグ第7節の東芝戦にて、第3節の近鉄戦以後、6週間の出場停止を経て、
先発出場を果たしたヤマハの五郎丸選手。
自分を見つめ直した期間、フィットネスはウェイト強化を中心に質を上げ、
ディフェンスはワイサキBKコーチの指示を受け練習を繰り返してきた。
東芝戦を前にしジャージを受け取った後、報道陣に囲まれながら
「ゴールキックがカギになる、PGのチャンスがあれば狙いたい」と話していた横顔。
入団時に比べ、グッと大人になった印象を受けました。


11月29日の東芝戦。3分に先制のPGを決め、復活をアピール。しかしその後に得た、
12分、17分のPG。距離的にも五郎丸選手なら。そう考えていましたが結果は失敗。
@正キッカー
試合後の五郎丸選手。
「あの2本の失敗は、試合の流れとしてミス。勝敗に響いてしまった」と、
自分に矢印を向ける姿勢。そして、「皆が、簡単だ、簡単だという位置ほど、
簡単なように見える位置が一番難しい位置」と。
見ていて感じる五郎丸選手の中にある、キックに対するこだわり。
「簡単な位置ほど難しい」、それを表す一端なのかな、なんて感じました。
この日、決めることができなかった2本。次はきっと、必ず決めてくれる。
そう願い、成長を見守っていきたいです。

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