玄人好み

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派手さはないけど地味でもない。けれど、ここぞという場面で、ゴール裏にて
待ち構えるカメラの前へ計ったようなタイミングで飛びこんでくる選手がいる。
そのひとりがヤマハ発動機ジュビロの三角選手。2日のIBM戦では2本目の
センターバックとして登場。18分に上げたトライは、大田尾選手からのパスが
あ・うんの呼吸で繋がった賜物。試合後、「あそこは、言わなくてもわかる」、と
お互いが振り返ったよう、観ていた者の心にも飛び込んできた会心のトライでした。


というわけで、試合後の三角選手へアタック。
「2本目に上げたトライは、大田尾さんとあ・うんの呼吸。ここにくる、という感覚が
体に染み付いていますから(大田尾選手が、ふふ~と笑顔)。今日の試合は、
僕的にはまだまだ。ニュージーランド合宿でしっかりと仕上げ、初戦に120%を出す、
そして2戦目はホームに三洋をむかえるので、去年の借りを絶対に返したい
です。
うちのチームはトライを取ってくれる選手がたくさんいるので、自分の持ち味を
出しながら、仲間をサポートしていくことが僕の仕事。地味とかじゃなくて、
それを積み重ねていくことで、チームの勝利に繋がりますから」
@玄人好みの渋いプレー
「僕は誰とでも合わせることができますから」と、柔軟な姿勢は、クレバーな証拠。
ひたむきなタックル、ここぞというサポートプレーから一瞬で抜け出しゴールラインへ
飛び込んでくる嗅覚は、観ている側をうっと唸らせるプレー。
ひとつの勝利の中で、トライを上げ脚光を浴びる選手がいる。でも、光があれば
必ず影ができる。輝く光は、色濃い影があるからこそ。
チームを支えるチカラのひとつ、三角選手。3年目のシーズンが充実した年に
なりますよう、願いながら応援しています。

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コメント

  1. たかふみ より:

    お久しぶりです、滋賀県でレフリーしてるたかふみです。
    毎回楽しく拝見させて頂いています☆
    高校時代、私がセンターで弟がフルバックだった為、このあ・うんの呼吸、よくわかります。
    『ここに、このタイミングで入ってきてほしい』とパスし、そして『その場所に、そのタイミングで』走り込んで、ディフェンスラインを突破してくれる事ほど、気持ちのいいことはないです!笑
    現役時代、何度か経験しました。本当に気持ちいいんですよ!!
    だから、太田尾選手がふふっと笑った意味がよくわかります☆
    あ、菅平ですが今週の金曜日から来週の月曜まで(8/8~8/11)母校ラグビー部と共に入ります。もしその間、菅平におられるようでしたら、是非ともお会いしたいものです☆

  2. shimizu より:

    >たかふみ様
    お元気そうで何よりです!。弟さんと同じグラウンドにてプレーし、あ・うんの呼吸を感じながら抜けた瞬間、もう本当に気持ちよさそうですね。見ている側も惚れ惚れするのではと想像しちゃいます。
    菅平は、休みの都合ですれ違いです><。12日から14日に上がる予定。ああ、残念・・・・・・。

  3. たかふみ より:

    うわー!!
    本当にすれ違いですね。。。笑
    お会いできるのは、いつになることやら・・・
    またこちらにお越しの際は、このブログで教えてください!!

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