東海ダービー開催直前記者会見

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

4日、名古屋市内にて、「東海ダービー開催直前記者会見」がおこなわれました。
6日に瑞穂ラグビー場にておこなわれる、トップリーグ第8節、トヨタ対ヤマハ戦に向けた
意気込みを、両チームの監督、キャプテンがそれぞれ語りました。


<愛知県ラグビーフットボール協会 高岡義伸理事長>
「先月は瑞穂にて日本代表戦がおこなわれ、また来年6月のジュニアワールド
チャンピオンシップ開催地として調整を続けているなど今、愛知はラグビーで
燃えています。両チームとも、本来持つ力とは違う順位にいますが、12月6日の対戦を、
後半戦に向け素晴らしいチームを作り上げるきっかけにしていただきたいと願っています」
<トップリーグ事業委員会 稲垣純一COO>
「12月6日(土)は、注目の東海ダービー、トヨタ対ヤマハ戦が瑞穂ラグビー場にて
おこなわれます。両者の対決は過去2勝2敗と実力伯仲。また、両チームには
11月の日本代表戦で活躍した選手達が多く在籍しています。現在の順位は、
トヨタが10位、ヤマハは7位ですが、チーム力はもっと上のレベルであると確信しています。
この対戦を契機に、チームそしてリーグ全体を盛り上げて欲しいと思っています。
メイクレジェンドの第一歩はどちらのチームか。非常に注目の一戦です」
@フォトセッション
<トヨタ自動車ヴェルブリッツ:石井龍司監督>
「ヤマハさんとは過去2勝2敗と五分の成績ですが、ここ最近は2年連続で負け、
特に昨年の開幕ゲームは逆転され、最後に何とかうちが1ポイント拾った内容だったと
鮮明に記憶していますので、今回はリベンジの思いが非常に強いです。
後半戦スタートのNEC戦は厳しい結果でしたが、ヤマハさんといい戦いをして
今後の展望を開きたい。間違いなく激しい試合になると思いますので期待してください」
<ヤマハ発動機ジュビロ:堀川隆延監督>
「ヤマハもトヨタも満足する順位ではなく、この一戦にかける思いは互いに強い。
もちろん、勝ち負けを目指すのは大事なことですが、東海地区のラグビーを
盛り上げていくために、両チームが持っている力を100%出す。選手達が80分間の
熱をグラウンドにおいて表現し、観客へ伝えていくことも大事ではないかと思います。
熱い試合ができるよう、しっかりと準備し臨みます」
<トヨタ自動車ヴェルブリッツ:麻田一平キャプテン>
「両監督の言葉通り、お互いの意地がぶつかりあう厳しいゲームになると思っています。
トヨタにとって、後半戦の再スタートにかける意気込みは強く、また地元開催を
楽しみにしていました。トップ4入りをあきらめたわけではありません。この対戦は
別として、残り試合を全部勝ちトヨタ、ヤマハがプレーオフに進出し、東海地区の
ラグビーを盛り上げていきたいです」
<ヤマハ発動機ジュビロ:山村亮キャプテン>
「お互い今の順位は不本意な成績ですが、ヤマハとしてはトヨタ戦を今後の
後半戦に向けた、いい流れとして繋げていきたい。そしてフィジカルの強いトヨタさんを
上回り、厳しい戦いを乗り越え、何としても勝ちたいと思っています。見ている人達に
熱をお伝えできるよう全力で臨みます」
終始、和やかな雰囲気の中でおこなわれた会見でしたが、言葉の端々に
強い気持ちを感じました。後半戦黒星スタートと、心配していたトヨタですが、
「みんな揃ってラグビーできるって、本当にいいですね」と、話していたよう、
ここにきて負傷者が復帰しチームの雰囲気もいい感じとのこと。NEC戦を
勝ちきることができませんでしたが、これまでと比べ随分と内容もよくなり、
選手間に手応えを感じているようです。合流後、2試合目になる遠藤選手の様子を
お聞きしたところ、「楽しそうにやってますから(麻田選手)」と。
順位はトヨタは10位、ヤマハが7位ですが、記者会見で高岡理事長や
稲垣COOが言われたよう、両チームの実力をフルに発揮すれば間違いなく、
痛くて激しい試合になる、そう思っています。
6日の瑞穂は13時キックオフですが、前座試合へ市内県立高校の決勝戦が
おこなわれます(千種対旭丘)。10時45分とちょっと早い開門ですが、
愛知県ラグビー協会ホームページによると、先着500名様に抽選券を配布し、
ハーフタイムで抽選会がおこなわれるとのこと。寒波到来も予想されていますが、
6日はぜひ、レッツゴー瑞穂ラグビー場。いかがでしょうか?
愛知県ラグビーフットボール協会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*