若手の成長、チームの成長

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以前、NECの細谷監督にアタック。その中で、特に印象深く心に残っているひとつに、
「若手の成長なくして、チームの成長はない」という言葉。
毎年のように選手が入れ替わるチームの戦力を、単純に足し算引き算で
考えてみると、さて。まず、マイナスは。そうですね、ベテラン選手が持つ経験値、
じゃあ、プラスは?。新入団選手といったあたりの新しい力でしょうか。
下からくる新しい力の押し上げに、少々かすんでしまいそうな感じを受けるのが、
ちょうど3年目あたりの選手。たまに、谷間の世代だからねと、冗談が出ることも
ありますけど(微笑)。


今年で3年目のシーズン、フッカーを務めるヤマハジュビロの加藤圭太選手。
私自身ちょうど、この年から新入団会見に足を運ぶようになったこともあってか、
正直に言えば思い入れの強い年代。そして、活躍する様子を見ていると、
自分も3年目なんだと気が引き締まる気分。もちろん、負けないぞ、なんて。
@スローイン(9月7日、クボタ戦)
<クボタ戦後にアタック>
「開幕戦に勝って勢いをつけたかったので、今は悔しい思いです。自分としては
平常心で試合に臨めたし、比較的ラインアウトも安定していたと思います。
この試合で出た課題を修正し、次の試合に向けてもう、気持ちを切り替えていきます」
加藤選手、ありがとうございました。
セットピースの安定がチームの勝利に繋がることは、これまでの経験からしても、
痛いほど感じているはず。そして、この年代の選手達の成長が、チームの成長へと
確実に繋がっているのは間違いない。
次節は、日本選手権の覇者である三洋電機と対戦するヤマハジュビロ。
加藤選手のスローインから一気にゴール前へ。そんなシーンを楽しみにしています。

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