当たり前が自分の仕事

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「前へ出て当たり前、トライを取って当たり前。自分の仕事をやるだけです」
ジャパンラグビートップリーグ第2節、ヤマハジュビロ対三洋電機ワイルドナイツ戦で
11番のジャージを手にしたヤマハジュビロの中園真司選手。彼がグラウンドに
帰ってきた、そう思うと嬉しくて、嬉しくて。
最初にかけた言葉は、「お帰り、そしておめでとう、本当におめでとう」と。


2007年10月28日、関東大学リーグ戦1部第8節の東海大学戦において、
負傷交代した前半29分以来の公式戦出場。メンバー表を見て、
「お帰り」と思われた方もたくさんいたのではないでしょうか。
1節、石川でおこなわれた開幕戦は、寮で磐田に残ったメンバー達と
テレビの前から声援を送ったとのこと。「この場面で自分がいたら、もっと
ボールを持って前にでる」、日々変わらぬ強い気持ちで練習を重ねた。
「まさか自分がと、びっくりしました。でも、トップリーグでプレーするために、
選んだ道。やってみせます」
素朴さがほんの少し残る口調は、新入団会見の時より落ち着きを見せ、
ああこれが成長の足跡なのかなと思ったり。
トップリーグデビュー戦、トライこそなかったものの、ボールを持てば前へいく、
その気持ちの強さ、熱を十分に感じ取れたと、私は思いました。
@ノーサイド
手にした背番号11のジャージはこだわりの番号。
「高校から11番。途中、いろんなポジションを経験しましたが、やっぱり、
11番が一番好き」
それなら目指すは11トライ。シーズン後の報告が楽しみです。

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