特別な想い

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調整週を経て先週末から再開された、ジャパンラグビートップリーグ。
11日におこなわれた第4節の中で、非常に胸に染み入るシーンを見たのが、
西京極でおこなわれた、神戸対サニックス(試合結果22-25、前半:12-10)。


後半9分、ナンバーエイトの西端選手が、ハイタックルによるシンビン
(10分間の一時退場)で、サニックスは14人で戦うことに。ここで得たペナルティを
トライに結び付けたかった神戸でしたが、逆にセットプレーのボールをサニックスが
奪いかえし、大きく陣地をばんかい。15人対14人と、サニックスがひとり少ない
時間帯、神戸はペナルティーゴールを1本追加するのみ。サニックスにしてみれば、
まさしく「我慢」の時間。試合後にサニックスの藤井監督も、「ゲームプランを
守り、ディフェンスでよく我慢した」と、話していました。
10分間のシンビンがとけた後、西端選手は交代。その後はベンチから
仲間のプレーを見守ることに。
むかえたノーサイド。バックスタンド、メインスタンドのファンへ挨拶し、戻ってきた
ベンチ前。後半、同点のトライを演出したウィングの永留選手とがっちり
抱き合う中、西端選手の目に光るものを見た気がしました。
@仲間への感謝
「この一戦だけに集中し練習を重ねた」、掲げた信念を最後まであきらめることなく
集中し貫いた結果の勝利。
一昨年はNEC。昨シーズンはヤマハを、そして今年は神戸を越えた。
「神戸に勝つのは特別」と話した藤井監督のもと、チーム一丸となり、次に越える相手は。
サニックスが持つ熱い想いが、多くのファンの心に響いた西京極の戦いでした。
サニックス、次節は三洋電機と対戦。10月18日(土)、盛岡にておこなわれます。
福岡サニックスブルースオフィシャルサイト

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