トップリーグ第9節、コーラ対ヤマハ

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トップリーグ初開催の佐賀県鳥栖市にあるベストアメニティスタジアムにておこなわれた
のが、トップリーグ第9節のコカ・コーラ対ヤマハジュビロ。
佐賀工出身選手を多く揃える両チーム、スタンドには後輩達からの熱いエール。
@ずらっと勢ぞろい!
改めてトップ選手を輩出する、佐賀のラグビー熱を実感しました。


コーラボールのキックオフで始まった前半。開始早々から攻撃を継続し一気に
コーラ陣内に入ったヤマハジュビロは三角選手が中央に飛び込みトライ。
五郎丸選手のキックが決まり、7-0と先制。
三角選手@ヤマハ
「今まで流れの中で欲しかった先制トライが取れなかったけど、今日はタツヒコさんが
復帰して、キックも使いながら前へでることができた。記録は僕のトライですが、
フォワード、バックスのみんなで取ったトライ」
堀川監督@ヤマハ
「今日のゲームキーワードは、接点でどれだけ前に出られるか。それを出せた
最初のトライがこの試合の全て」
コーラは、6節以来復帰の山口キャプテン、2節以来ピッチへ戻ってきたSO淵上選手を
中心に攻撃をしかけるも単純なミスから流れを掴めず。逆に、鋭いタックルや
1対1の接点で相手を上回る気迫を見せるヤマハは、フォワードが出したボールを
しっかりバックス陣が繋ぎ、17分には矢富選手が自ら持ち込み中央へトライ。
39分に、ラインアウトでの危険なプレーからコーラがペナルティゴールを狙い成功。
17-3とヤマハリードでハーフタイムへ。
@勝負の流れを引き寄せた先制トライの三角選手
後半はヤマハのキックオフ。いきなり、コーラが反撃を見せるも、落ち着いたディフェンスから
ボールを奪い、五郎丸選手のキックで敵陣へ。
山村選手@ヤマハ
「今日は、先週の反省点である敵陣でプレーすることをゲームプランとし、
それを80分間遂行できたことが勝因のひとつ」
後半も、先に得点を動かしたのはヤマハ。コーラのキックがすっぽりと胸に入った
三角選手がそのまま中央へ走りこみトライ。シンビンでコーラが14人になった
時間帯に、ヤマハは21分は矢富選手、24分に八木選手のトライで4トライ以上の
ボーナスポイント1を獲得。
31分には、大田尾選手からあ・うんの呼吸でパスを受けた三角選手がよっしゃーという
掛け声とともにインゴールへ手を伸ばしトライ。試合は、41-3でヤマハの勝利。
前節、神戸から勝利をあげたコーラですが、印象としては、攻め込むシーンも
見られたのですが、全体的にサポートプレーが少なかったのかなと。
向井監督@コーラ
「ゲームの中で後手を踏み、簡単にボールを奪われたよう、単純なミスが多く
自滅した感じ。ボールを持ち込んでもそのボールが出なかったのは、
ヤマハのブレイクダウンの激しさに対し、うちが高かっただけ。ここは修正していきたい」
山口選手@コーラ
「勝てない相手ではなかったが、ブレイクダウンで受けてしまい、密集の勝負が
そのまま勝敗に表れた」
勝利したヤマハ、敗れたコーラ。お互い、この結果から何を学ぶか。
この勝利を証明するために、次の試合が重要。
この敗戦を払拭するために、次の試合が重要。
ヤマハは、IBMとホームで、コーラは横河とレベスタで対戦。
両チームの次節、非常に楽しみです。

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