マン・オブ・ザ・マッチ

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トップリーグ第5節。花園ラグビー場にておこなわれた、ヤマハ対サントリーは、
31-27(前半:7-15)で、ヤマハの勝利。トップリーグが始まってからここまでの
対戦成績は、4勝1敗とヤマハがリード。ところが昨シーズンは、プレシーズンマッチも
含め全敗。今春の練習試合でも勝てず、この試合にサントリーから久々の勝利をと
多くの人が願っていました。


4節、秩父宮にておこなわれたIBM対サントリー戦後、「ヤマハの大田尾は、
息子みたいなものですから」と次節に対戦するヤマハに対しての印象を語っていた
サントリーの清宮監督。もちろん、今回は敵チームの監督という立場ですが、
大田尾選手の成長した様子、見ていただけたんじゃないかなと。
試合後、
「自分の成長を見てもらうのは、言葉ではなく試合しかありませんから」と笑顔で
コメントを残した大田尾選手。目には見えないけど、何かこう、繋がったラグビーの糸。
大学時代に培ったもの、そして意地を見せたい。その想いを込めた言葉に、
恩師に対する感謝の心の一端に触れたような気がしました。
@後半7分。ポスト右へ飛び込むトライ。地面にこぶしを叩きつける様子に、
ついホロリ(今回は、スパイクが脱げずにホッと一安心・・・・・・)
「最後は相手の攻撃が続きましたが、しっかりと守れていたのであせりは
なかったし、大丈夫と信じていました。後半の勝負どころでエリアマネジメントを含め、
上手く機能しました。後は、ペナルティが前半に多かったのでそこをケアしようと。
キッカーですか。前半に蹴った左角度からのキック、よく入ったと思いますが、
う~ん、そこについては、みんなあまり期待していないんじゃないかなと(微笑)。
アタック、ディフェンスとヤマハらしいラグビーができ、今日の1勝、勝ち点5は
チームにとって非常に大きいです」
いやいや。昨シーズン。春の練習試合に臨むにあたり黙々とキッカーの練習を
続け、その成果を初戦の九州電力戦で見事出しきったこと。しっかり記録として
残っていますから。
大田尾選手の成長はまだまだ、これから。期待しながら、温かく見守って
いこうと思います。

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