西へ向かう風

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「第88回全国高等学校ラグビー 愛知県大会」で優勝の西陵高校。
3年連続37回目の花園出場。おめでとうございます。
新人戦で見たチームは、強いというよりは小柄な印象。そのチームが春、
そして夏の菅平を経て、秋の予選にのぞむ姿は、本当に逞しくなったよと、しみじみ。
当たり負けしない、倒れない強さを厳しい練習を積み上げてきた部員の皆様の
精神力に尊敬の念。すごいなと思いました。


西陵高校を率いる山田先生、報道陣からこの1年を振り返ってという質問に対し
「昨年の花園で東福岡にボロボロにやられました。この差を今すぐに埋めることは
できないけど、1年かけて頑張ろう。この時の気持ち、初心を忘れずに
やってきました」と。
@試合前の練習
また、今の3年生は山田先生が赴任した時の1年生。自分の指導力を問われる意味を
含めても今回の決勝は、過去2年より重圧を感じていたそうです。
お話を聞いている中で、特にジーンと心に響いたのは、
「今の3年生も2年生も1年生も、今日の決勝というのは人生の中で1回しかない。
だから、今この場所で頑張りきる、ということを大切にしてほしい」と言われていたこと。
@ディフェンス
今、この瞬間を大切に悔いなく。そんな監督の思い、
「一日、一日の練習を大切にして全力で取り組む」という藤井キャプテンの
コメントに表れているよう、伝わっているから、この強さを発揮することができた、
そう感じました。
チーム一丸となった西陵の風、西を向き吹き続けて欲しいと願っています。

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