ヤマハジュビロの勇気

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休む間もなく次の戦いに向け準備をするのは、各チーム同じ条件。
結果が出なかったからといって、止まることなく走り続けます。
20日の三洋電機戦。自分達のラグビーができず、結果的に自滅してしまったヤマハジュビロ。
とはいえ、三洋電機が挙げたトライ後に見た光景に、堀川監督の言葉を
思い出しました。
堀川監督インタビュー@11月23日
「去年は、結果が残せない試合のあと、選手達はバラバラになっていたけど、
今年のチームは違う。絶対にバラバラにならない。自分達で一つの円陣を組んで、
次へ向けて何をするべきかという準備を、終わった時点から始めている。
そこにチームの成長を感じます」
苦しい中で組んだ円陣。お互いの肩に回した手に込められた力。
この姿があれば、ヤマハジュビロは大丈夫。強いキモチとともに、グラウンドへ
帰ってきてくれると。
残り2戦、私は、ヤマハジュビロの勇気を信じています!
☆三洋電機戦後の声☆
堀川監督
「三洋さんは強かった。ディフェンスで慌てないし、接点であきらめることなく、
ひたむきにプレーしてきました。ヤマハは、前半の風上を選択しましたが、
ミスが続き、アタックを仕掛けても三洋にボールを奪われたりと、我慢強さが
足りませんでした。プレーヤーにとって、見ている皆様にとっても、
フラストレーションがたまる試合でした。でも、自分達がやっていることに
間違いはないので、このあとしっかり反省して、サントリー戦へ向けいい準備を
すること、そして残り2戦に全てを出しきりたいです」
山村選手
「スクラムへプレッシャーを受け、いいボールを出せなかったことが、ひとつの
反省点です。その中でミスも続き、自分達のラグビーができませんでした。
あと、2試合あります。切り替えて、まずはサントリー戦を全力で戦います」
佐藤選手
「アタックが継続できれば、いけるという手応えはありましたが、相手の1対1の
ディフェンスが激しく、ゲインライン(※)を切ることができませんでした。
次、頑張ります」
(※)ゲインライン:局面における前進、後退の基準線。ボールのある位置から伸びる、
ゴールラインと平行の架空の線。
三角選手
「後半、攻めようとしましたが、三洋のスタンドオフ、トニー・ブラウンの
ゲームコントロールの方が1枚上でした。ディフェンスも厳しく、内容に
激しさがありました。まだ2試合あるので、切り替えてやるだけです」
八木下選手
「密集からボールを出すことに一生懸命で、自分に求められていた前へ出る、
というプレーが出来ませんでした。三洋さんは、接点で立ってプレーしている選手が
多かったと感じました。出場するということは、選ばれた責任があります。
フォワードとして、自分の仕事をやる、もっといいパフォーマンスを出せるよう、
毎日の練習から頑張ります」
矢富選手
「自分達がやろうとしたことに対して、三洋のプレッシャーを受け、いつもより
ミスが多かったと。流れを変えようと、ピッチへ出ましたが、自分も味方も
お互いのプレーに反応できなかったり。自分が活きるように、周りを活かせるように、
もっと普段からコミュニケーションを取らなければいけないと思いました。
まだまだ。次がありますから」
大西選手
「さすが、今年のトップリーグを連勝しているチーム。今日は完敗のひとことです。
とはいえ、ヤマハが何も出来なかったわけではありません。この試合で出たミスを
しっかりと修正し、セットプレーを安定させること。そして、基本に戻って
ディフェンスを見直し、次の試合は、ヤマハらしいラグビーで臨みたいと思います」

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