17周からのスタート

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3年生が引退し新チームへ。去って初めて存在の大きさを感じたりすることが多々。
24日に見た名古屋高校も、なんとなくそんな印象でした。大丈夫かな、と思いながら、
いやいや。心配もするけど私ができる応援は今、目の前にいるチームの
成長を少しずつでもいいから伝えていく。このチームのいいところを探そうと。
@名古屋高校のアタック


試合後、チーム全員が揃ってスタートし、グラウンドを1周。クールダウンの一部と
思っていたのですが、どうやら違う様子。遅れてしまった選手を待ち、また全員揃っての
スタート。何度も繰り返される、スタートとゴール。これはやみくもに走らせている
わけではなく、チームとしての決まりごと。ただ、この1年は非常に勝率がよかったため、
こういった光景が少なかったそうで。3年生達が築いてきたものは大きかったんですね。
「チーム全員、最後まで走りきろう」
「1人でもいいから前の選手を抜こう」
「ただ走るだけじゃない。なぜ走るのか、意味を考えよう」
先生から叱咤激励を受けながら、メンバー同士で声を掛け合いながら。
17周。遅れたメンバーは出たものの、最後まで全員が走りきった。
目に光るものを見せた選手もいた。顔をゆがませた選手もいた。
でも、揃って最後まで走ったことは、何にも変えがたい大きな力。
目に見えないかもしれないけど、確実にそれはチームの力。私は、そう信じています。
17周のゴールがスタート地点。
がんばれ、2年生、がんばれ、1年生。
そして。3年生が残した思いを受け継いで欲しいと願ってます。

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