勝っても負けても誰からも愛されるチーム

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東海総体でお会いした朝明高校(三重)、その一週間前におこなわれた
三好プレミアカップにも参加。その時から、声がよく出ていて気持ちいいチーム
だなと思っていました。
今大会、トーナメント1回戦の東海大翔洋(静岡)戦は14-19、そして3位決定戦の
関商工戦においては17-17の同点。競った試合ができるまで成長したチームの
様子を、2日目の試合後、斉藤監督にお聞きしました。


「若い選手の多いチームが、昨日今日といいゲームをしたし、例えば競った展開は
そうそう練習で体験できるのもではなく、いい経験をさせてもらった。
そこで勝ちきれないというのが、まだ足りない部分。新人戦から、ようやく
スタートラインというか、こういう戦いができるようになったことは成長のひとつ。
@Aブロック3位決定戦 関商工戦
チームの柱となる選手、今年はハーフバックス団の9、10と成長を期待。
彼らがもっとチームを引っ張れるようになれれば。
(同じ三重の四日市農芸もそうですが、朝明も非常に気持ちを感じるチームです)
僕ら、ラグビーをしてますけど、その中で教育をしている。ラグビーだけではなく、
どんな時であれ、勝っても負けても、誰からも愛されるチームに成長させていきたい。
そして、花園出場の常連校になるよう、県内の高校と切磋琢磨し合っていきたい」
斉藤監督、ありがとうございました。
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競った2試合のうち、初日の翔洋戦は終了間際にフォワードが押し込むも、
インゴールへのグラウンディングが確認できずに、ノーサイド。2日目の関商工戦も、
ゴール前、本当に惜しいシーンが何度もあり、カメラ越しについつい「いけー」、
「こえろー」と、心の中で叫んでいました。
フォワードもよく走り、しっかりとしたチーム。その中で先発メンバーに1年生の
名前もあり、監督がおっしゃるよう確かに若いチーム。でも、それだけ伸びしろを
持っているはず。夏を越え、どんなチームになっていくのか。
次、朝明高校ラグビー部といつ会えるのか。その時を楽しみにしています。
@夏に向かってGO!

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