次に繋がる勝利

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27日、トヨタスポーツセンターにておこなわれた、トヨタ対近鉄の強化試合。
結果は38-5(前半:17-0)で、トヨタの勝利。私は、前半の終わりがけにグラウンドへ
到着したのが30分前後。あっという間にライダー選手がトライをあげ、そうこう
しているうちに前半終了。


近鉄のキックオフで始まった後半開始早々、キャッチしたトヨタが攻撃を継続。
谷口選手から外のライダー選手へ繋ぎ、ハーフウェイ付近から大きくゲイン。
さらに相手ディフェンスをかわしインゴール中央へ持ち込みトライ。
その後、近鉄のフォワードに押される場面もありましたが、ゴール前の密集から
笠木選手が抜け出しトライ、またWTBの位置に入った和田選手がトライを
重ね、ノーサイド。
@笠木選手のアタック
公式戦3節を終えて、どうかなと心配していましたが、
「やっとトヨタらしさが出てきたので、この流れをトップリーグに繋げたい。
今日の試合で、チーム・選手が持つ能力の高さは証明できている」
という石井監督の声にホッと一安心。また、プレーした選手達だけではなく、
グラウンド脇で見守っていた選手達も明るい表情。勝つことがチームに与える
影響の大きさを肌で感じました。
気になっていたのは開幕から続いた連敗。これについては、
「ひとつは気持ちの問題で、開幕から3節は“負けちゃいけない”という思いが
非常に強かった。そうではなく大切なのは“どれだけ勝ちたいか”という気持ち。
この違いはとても重要」と。
なるほど。負けちゃいけないというのは捉え方ひとつで後ろ向きのイメージ。
そうではなく、勝ちたいという気持ちの方がラグビーには似合うんだと、
改めて実感。
「再開後の試合に向け、いい準備をして挑みたい。そして何より、どれだけ
勝ちたいと思えるか。それがトヨタのラグビー」
力強く話す石井監督の表情に、私自身が持っていた心配、何だか吹き飛んで
しまいました(微笑)。
「タックルは低く、志は高く」。ひたむきなトヨタのラグビー。再開後の試合を
楽しみにしています。
石井監督、ありがとうございました。
トヨタ自動車ラグビー部オフィシャルサイト

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