ラスト20分のフォーカス

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久々のトップリーグ、ということで第9節は瑞穂へ行ってきました。グラウンドは
再会の場所、とはよく言われるもので公式戦での対戦が私にとっては年に一度、
他チームの方々と再会できる楽しみもあったり。
ということで、NECグリーンロケッツの岡村要ヘッドコーチにアタック。
「お腹のあたりが・・・」とつまんでいましたが、その凛々しさに変わりはなく。
いつまでも若いっていいなーと思いながら、現在のチーム状況などを、
お聞きしました。


「雨の中、ボールキープは難しいと判断し、エリアを取ってという意味で
選手らの口から『エリア、エリア』という声が出ていたと思います。今回のキックは
逃げではない、チェイスすることによって得点に繋がる、しっかりとしたアタックの
一部。トライまで持っていけなかったのは、精度とこだわりが、足りなかった、
そう感じています。11月の中断期間中、課題のひとつである『ラスト20分』、
にフォーカスをあてました。その意味でも先発15人だけではなく22人の中身が
大切であり、特に入替で入る7名は大事な使命があります。
@トヨタ-NEC戦より
トヨタ戦は、コンタクトエリアで負けておらず、課題のひとつを大きく修正
できていると思います。あとは、接戦において少ない勝機を活かせるか、
ここがキーです。トップリーグでも先発メンバーの平均年齢が若いので、
きっかけを掴む事ができれば。一番は勝ちですけど(苦笑)。そうなれば、
今やっていることに対し自信が持て、上昇気流に乗れる力はあると思っています。
平均年齢26~27歳の彼らがNECのスターティングメンバーとして体を張り、
また胸を張ってプレーすること。その積み重ねがこれからのチームを
支えていく力になりますから」
@体を張る
岡村さん、お忙しい時間の中、ありがとうございました。
最後のプレーがノックオンとなってしまいましたが、攻め続ける姿勢を最後まで
見ることができたのは、中断期間での修正の表れでもあるのかなと。
目に見える結果と掲げる理想、そして若手の成長、それらのバランスを取り続ける
ことは本当に難しい、そう思いますが、NECならこの壁を乗り越えるだけの力はある。
今シーズンのトップリーグ、残り試合は少なくなってきましたが、チームの躍進を
願っています。

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