キャプテンの笑顔

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10日、高校ラグビー愛知県新人戦、名北支部予選がおこなわれた旭野グラウンド。
12日、近鉄花園ラグビー場にておこなわれたトップリーグ。それぞれ、ノーサイド後に見た
光景から、キャプテンの存在と強さを改めて感じました。年齢もカテゴリーも違いますが、
ラグビーという名のもとで、シンクロした風景。胸が熱くなる、そんな瞬間でした。


10日。旭野グラウンドにておこなわれた愛知県新人戦の名北支部予選。
第4試合の瀬戸西対春日井南は、取って取られての攻防から、最後はトライ後の
キック2点差で瀬戸西の勝利。私は、敗れはしましたが春日井南にも下を向くことなく
胸を張ってほしい、そう思った試合。
ノーサイド後、タッチラインに整列し、挨拶をする春日井南の選手たちの目からは
大粒の涙。涙の重さに下を向きがちだったその時、聞こえてきたのは、泥だらけの
背番号8の選手の声。「下向くな、顔を上げよう」。そう声をかけながら仲間の肩を
ポンポンと叩いていた彼は、しばらくしてひとり、円陣を離れじっと空を見上げていた。
@流した涙を忘れなければ、必ず強くなれると信じています
12日、近鉄花園ラグビー場。クボタ対サニックス。後半、追い上げるサニックス。
トライ、電光掲示板の得点は「33-32」。40分を告げるホーンが響く中、左中間にボールを
セットしたSO小野選手のゴールキックが決まれば逆転という場面。しかし、
決まらずノーサイド。挨拶のあと、列を離れひとり空を見上げ、その場でしゃがみこみ
肩を震わせていた古賀選手のもとへ歩み寄ったキャプテンの菅藤選手。
何かしら声をかけ、ポンポンと肩を叩いていた。
@クボタ対サニックス戦より
両キャプテンに私が感じたのは、敗戦で悔しい気持ちがあるのではと想像する中、
チームのこと、そして仲間のことを思いやる心と、懐の深さを感じ、
2人とも、素敵なキャプテンだよなと。
今回、素晴らしいと思うキャプテンシーと出会えた、それを連続で見れたことに対し、
感動と感謝。
勝負の世界で見た、2人のキャプテン。次は、満面の笑顔を見れますように。
そう願いながら、活躍を応援しています。

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コメント

  1. KMRFC 顧問 より:

     いつも拝見しています。
     このページを見て、喜びと感謝の気持ちをこめてコメントさせていただきます。
     わがチームは16人(選手は15人)のまだまだのチームではありますが、純粋にラグビーを楽しみ、シンプルに勝利を目指しています。
     キャプテンは本当に熱い男で、チームをいつも盛り上げてくれています。今回の敗戦を糧にきっと春にはチームみんなで最高の笑顔を見せてくれると信じています。
     その時は最高のショットをよろしくお願いします。

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