U20世界ラグビー選手権に向け(愛知会場メディア説明会)

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「ラスト20分で勝てるチームに」@U20日本代表薫田監督
「6月、ラグビー場にきてください!」@上田さん
14日、名古屋市内にて「U20世界ラグビー選手権」の愛知会場メディア説明会、
および懇親会が行われました。
6月5日から全国5会場で開催される「U20世界ラグビー選手権」。愛知も
会場のひとつで、瑞穂ラグビー場にて、予選プール6試合、順位決定戦4試合の
計10試合が行われます。瑞穂を予選プールの会場とするのはA組。その中の
1チーム、U20ニュージーランド代表チームマネージャーのグラント・ハバード氏が
先週土曜日から施設等の確認で来日されたのにあわせ、行われた愛知会場に
ついての説明会。この後、各開催地においても、説明会を開催予定とのことです。
会場でご挨拶させていただいた皆様。ありがとうございました。今後とも、
よろしくお願い申し上げます。


今大会のトーナメントアンバサダー、上田昭夫さん司会進行にて始まった
説明会。まず、開催地を代表して、愛知県ラグビーフットボール協会、
高岡理事の挨拶。続いて、主催者代表としてトーナメントマネージャーの
中里裕一氏より大会概要の説明。上田昭夫さんから愛知会場にて試合を
おこなう、プールAの紹介。そして、U20ニュージーランド代表チーム
マネージャーのグラント・ハバード氏の挨拶や、U20日本代表チームの紹介、
最後は、今後のスケジュールについての説明がありました。
いくつかの話の中で、ひじょーに興味を惹かれたのが、
トーナメントマネージャーの中里裕一氏から話のあった、「レガシープログラム」。
レガシーとは遺産(LEGACY)という意味で、地域の人々や子供、ラグビーを
している人、していない人の区別なく、様々な形で交流をはかり、開催地の
日本に世界からのレガシー(遺産)を残していこうというもの。例えば、小学校を
訪問し一緒にタグラグビーをしたり、ラグビーのデモンストレーションを行う。
また、国際交流として開催地の言葉で挨拶をしたり歌を歌ったり、そのお返しに、
参加チームからは、本物?の歌のプレゼントをするなど、ラグビーの普及、
貢献やそれを通じて何かしらの交流をはかろうと。これは、大会開催中に
3回義務付けられているとのこと。
上田さんからもユース大会ということでいろいろな角度を通し、多くの方に
足を運んでいただきたいという補足がありました。例えば、アルゼンチンタンゴを
習っているお母さんや学生さん、アイルランドやウルグアイへ留学や旅行を
した人たちにも、レガシープログラムへ参画していただき、そこで交流を深める、
気軽に会場へというような考えもあるそうです。
自国にいながら、他国の文化と交流できる、この素敵な取り組みには
拍手を送りたいなと。多くのチームから、多くのレガシーが日本に刻まれること、
願ってやみません。
さてさて、少し長くなりそうなので、U20ニュージーランド代表チーム
マネージャーのグラント・ハバード氏の話等は、改めて記事にしてアップ
しようと思います。
そう、最近テレビで海外ラグビーを見ていなかったので(見るようにと多少なり
言われましたが、うっかりさん・・・)、ニュージーランドのスコッドが発表された
中から、目当ての選手を探すことに一苦労(滝汗)。しょぼーん。
簡単にプールAのチームを紹介。つづり等、間違いあれば指摘をいただけます
よう、お願い申し上げます(いかん、お尻に火がついた感じになってきました)。
@素手では触れないトロフィー(うっかり・・・、よかった)
☆ニュージーランド☆
昨大会優勝チーム。U19では初参戦した99年大会に優勝して以来、10大会で
6度の優勝。U21でも03年、04年に優勝。もちろん、今大会も優勝候補No1。
IRB公式サイトへは既に出場候補メンバー26名が掲載済(スコッド、第1次
登録期限は4月20日、最終登録期限は6月2日)。メンバーは、2名のプロ選手
(Winston Stanley、Zac Guildford)、そして州対抗戦であるエアーニュージーランド
カップメンバー6名を含む豪華な顔ぶれ。来日されていたU20ニュージーランド
代表チームマネージャーのグラント・ハバード氏は、「昨大会は優勝できた
ものの、今年は厳しい戦いが待っている」とのコメント。
☆アルゼンチン☆
昨大会8位。南半球ではトライネイションズに次ぐ実力をつけてきたチーム。
もともとサッカーが盛んなこともあってか、キック等の小技がうまく、想像を
超えるラグビーを展開するなど、新鮮なスタイルを持つ。
☆アイルランド☆
昨大会9位。アイルランド共和国と英国領北アイルランドが合同で代表チームを
構成。シニアで2009年シックス・ネイションズで24年ぶり優勝、1985年以来
61年ぶりとなるグランドスラム(全勝)を達成。U20のシックス・ネイションズ
においても2位と今、非常に注目度の高いチーム。将来的な代表メンバーが
この中から出現するはず。
☆ウルグアイ☆
昨年、下部にあたるジュニアワールドラグビートロフィー(JWRT)にて優勝し、
今大会へ昇格。その力は未知数であるものの、アルゼンチンに近いこともあって、
指導の多くをアルゼンチンから受けている。初参戦ではあるが、JWRTでは
圧倒的な強さで優勝するなど、実力をどれだけ出せるかが注目。
「U20世界ラグビー選手権」特設サイト
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