「ナゴヤ、イイバショデス」

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14日に行われた、「U20世界ラグビー選手権」の愛知会場メディア説明会、
および懇親会。ちょうど、施設や試合会場の下見で来日されていた
U20ニュージーランド代表チームマネージャーである、グラント・ハバード氏
から挨拶がありました。
グラント・ハバード氏は、1997年からU21の育成に力を入れ始め、2005年から
U21ニュージーランド代表チームマネージャーを務め、2008年には
U20ニュージーランド代表チームマネージャーへ。ユース世代強化の
中心人物でしょうか。温和そうな笑顔に、癒される雰囲気ですが、どことなーく
ユーモアも感じたりして。
ちょっと長く、編集しましたが、会見の様子です。


「まず、このJWC(U20世界ラグビー選手権)を日本で開催することに対し、
祝福を申し上げます。ラグビーワールドカップ以外で最も大きな大会を開催
することは、すなわちラグビーのファミリーとして認められている証拠。
日本は、開催に値する国だと思います。また、4会場(九州は2会場のため、
計5会場)を使用することは、ラグビーが日本においてグローバルなスポーツで
あることを示しています。
ニュージーランドは、日本の2015年・2019年ラグビーワールドカップ開催招致を
サポートしていますので、この大会を通しそういった姿勢を見せていきたい。
今回のJWCは、日本のワールドカップ開催に対するのひとつの準備であり、
予行練習になることはもちろん、だからニュージーランドとしても強くサポート
していきたいと思っています。
私は、先週の土曜日(11日)から、日本での試合会場、練習会場を視察して
おり、昨日(13日)はトヨタの練習施設を見学しましたが、非常に素晴らしい
施設でした。
『イイバショデス』。
ニュージーランドはU20チャンピオンシップ保持者。私は、U20 、U21に4年間、
関わっていることを誇りに思っています。そして今回、26人の選手を率いて
名古屋に来ることをとても光栄に感じ、それは、過去に出場した選手に対しても
同じように光栄に思っています。
現在、世界のトップでプレーしている選手は、こういった大会を通じ、上に
上がっていきました。例えば、Leon MacDonald、Daniel Carter、Richie McCaw、
などを見てもわかるよう、大会のレベルはとても高い。名古屋だけではなく、
日本においてこの大会をご覧になる皆様は、素晴らしいプレーを見ることが
できると思います。
我々、ニュージーランドチームにとって幸せなことは、名古屋へくるだけでは
なく日本の文化を体験できること。滞在中、日本人家庭を訪問(ホームステイ?)
したり、地元の歴史に触れたいと思っています(名古屋城?ナゴヤドーム?
大須観音?、熱田神宮?、他には何かありますでしょうか)。来日前には、
スシの作り方を習い、簡単な日本語を勉強をしてきます。
『スシ・サシミ・オイシイ』
@グラント・ハバード氏
昨大会、ニュージーランドは予選プールでアルゼンチン、アイルランドと
対戦しました(対アルゼンチン:60-0、対アイルランド65-10)。ただ、両チーム
ともラグビーにおいて大変有名な国、昨年からは改善しているだろうし
今回、素晴らしき対戦相手になることは、間違いないと思っています。特に、
アイルランドはU20のシックス・ネイションズで2位。アルゼンチンはパックがよく、
ウルグアイはジュニアワールドトロフィー(JWRT)の1位。前回のJWC1位で
ある我々と対戦することは、非常にエキサイティングな組み合わせ
です。
昨大会は優勝できましたが今年、それができるとは必ずしも思っていません。
各チーム間の競争は激しく、東京・名古屋・大阪・佐賀とどこも厳しい戦いに
なるでしょう。とはいえ、名古屋の皆様には是非、ニュージーランドのファンに
なっていただき、順位決定戦でこの地を離れても、変わらぬ応援をしていただき
たいですね。
登録選手に関しては、何人かのフルタイム選手(プロ契約)とそうでない選手の
ミックスチームです。パートタイムの選手(フルタイム以外)は、ラグビーだけ
ではなく、学業や勉強、他の仕事をしているよう、我々は、ラグビーだけではなく、
人間形成にも力を入れています。
だから、日本では、ラグビーだけではなく、日本の文化を大いに体験し、学び
そして、グロ-バルラグビーに貢献したいと思っています。
マネージャー以下、チーム全員は、日本に行くことを楽しみにしているし、
名古屋の地でプレーできることに喜びを感じています。
『ナゴヤ、イイバショデス』
日本で開催される今大会が、世界一のレベルの大会になることは間違いないと
思っています。
6月、またお会いしましょう。
************
Thank you、MR Grant Hubbard!
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
楽しみですね、U20ニュージーランド代表。ちなみにメンバーはIRB
ホームページにアップされています(4月7日付。負傷等なければ、この
メンバーで来日するそうです)。
IRBホームページ

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