自分自身にかけた1年間

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報告が遅くなりました。
9日、都内でおこなわれたトップリーグ表彰式にて、「ベストホイッスル賞」を
受賞された、相田真治レフェリー。受賞後の嬉しい声です。
「皆さん、こんにちは。協会をはじめ、チーム、選手の皆様。このような賞をいただき
本当に感謝申し上げます。昨シーズンはベストレフェリーとして、ジョージ・エイユー氏が
登壇したと思いますが、それを見て僕は、"ジョージ・エイユー氏が受賞でき、
なぜ日本のレフェリーはできなかったのか”と、ずっと考えました。
考えた結果、自分の中で出したテーマは、『明確なジャッジ、ぶれない自信』。
これを目標に掲げやり抜こうと。そのため、今シーズンの初めから、自分を
見つめなおし、ゼロからスタートして自分自身の改革に努めてきました。


トップリーグが始まって6年。リーグのレベルアップに向け、選手だけではなく、
レフェリーも向上心を持ち日々努力しています。毎年、繰り広げられる激しい
試合の中では、レフェリーとしての技量が試されます。多くのレフェリーは、
他に仕事を持っている。しかしながら、その中でも、全てをラグビーのため、
全てをレフェリーのためにと、どのレフェリーも1年間やってきました。
一昨年、この賞を受賞した際のコメントは、『レフェリーみんなのために』と
コメントしましたが、今回は、この1年間は、自分自身のためにがんばってきました。
だから、いただいたこの賞を本当に嬉しく思います。
下すジャッジがトップリーガーのため、チームのために、ひとつでもよい結果を
もたらすことができれば嬉しい限りです、また、がんばります。ありがとうございました」
@2/8 MSC決勝より
写真の中で見る相田さんは、選手に囲まれれば、さほど大きくはないけど、
存在感は非常に大きく、不思議な感じ。それは、相田さんが歩んでこられた
レフェリー道の中で築きあげてきた経験と信頼の証。私は、そう感じています。
一昨シーズンをひとことで「だって、悔しいじゃん」と。その思いを力にかえ、
過ごした今シーズン。全てをラグビーのため、全てをレフェリーのため、
そして自分自身のためにと力を注いできた今シーズン。
心に響いた笛の音と、数多くのグラウンドに刻んだ足跡へ尊敬の念。
これからも、ずっと。素敵な相田さんでいて欲しいなと、願っています。
試合後に見る笑顔にまた会えますように☆

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