18日、トヨタスポーツセンターにておこなわれた、トヨタ対キヤノンの
練習試合。試合後に、キヤノンの永友洋司ヘッドコーチにアタック。
この試合での目標、それに対する結果などお聞きしました。
キヤノンはこの試合が春の最終戦。新しいリーグ(イーストリーグ)に
チャレンジするとあって、戦術的にも新しい試みに取り組んでいるようで、
今後が非常に楽しみなチーム。そして、個人的にはキヤノンのカメラに、
大変お世話になっています(御礼)。
@チャレンジの行く先
「トップリーグとのコンタクトの差を痛感しましたが、非常に勉強に
なり、対戦していただいたトヨタさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今日の試合の目標、ひとつはコンタクトでどれだけ前に出ることが
できるか。もうひとつはコミュニケーション。結果を見れば敗戦と、悔しいですが、
目標にしたことについては、よくできた方だと思うし、強いチームと体を当てたことで、
選手ら自身の経験になり、次へと繋がる試合内容だったと思います。
特に、前後半とも20分過ぎには敵陣で試合ができるなど、エリアマネージメントの
部分では手応えを掴みました。でもトータルで見ればまだまだ。アタックにしろ、
ディフェンスにしろ継続する我慢強さが足りません。これを今後の課題のひとつとし、
しっかり修正していきたいです。
@コンタクトの差、継続の力
夏といえば。そうですね、チャレンジの夏にしたい。この夏でチームを
どう作っていくか。戦力的には、戦える手応えがありますので、暑く熱い夏を
僕自身、楽しみにしています」
永友ヘッドコーチ、ありがとうございました。
キヤノンは昨シーズンを関東社会人リーグ1部で戦い2位の成績。進んだ
入れ替え戦は、トップイースト11で10位の日野自動車を破り昇格に手をかけたものの、
秋田ノーザンブレッツに敗戦と、あと僅かのところまで成長。今シーズンは
トップリーグの下部にあたる、イーストリーグの編成を受け、念願の昇格を
果たした、勢いのあるチーム。
「イーストリーグで1年目の我々はまだまだ勉強していくことがたくさんありますから」と、
永友ヘッドコーチ。新しいチャレンジの扉を開けた、キヤノンの成長。
これから注目していきたいと思います。
@永友ヘッドコーチの、そしてキヤノンのチャレンジする夏にエールを!
キヤノンラグビーフットボールクラブ 公式サイト