贈る言葉

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尾道高校(広島)は、入場行進もそうでしたが、非常に元気がよく、爽やかな印象。
花園は、3回戦の流経大柏(千葉)で敗れはしましたが、私の中には最後まで
元旦に着ていたジャージの色が目に焼きついています。


試合後、チームを率いる梅本監督は、
「勝つチャンスはあったし、得点を取れるチャンスもあったが、うちの早いテンポを
作れなかった」と話しながらも、「最後まで粘ったことは評価に値する、子供たちは
よく戦ってくれた。いいゲームだった」と、報道陣に囲まれ、試合を振り返っていました。
その梅本先生にアタック。最後、どんな言葉を選手たちにかけましたか、と聞いたところ
「出場できなかった3年生とは、お疲れ様と言葉を交わし握手をさせてもらいました」。
そして、新しいステージに旅立つ3年生へ感謝と成長、それぞれに期待を込め、
「これを次の舞台へ活かして欲しい」と。
尾道のプレーは、夏の菅平でお見かけしたのですが、照りつける暑い日差しの中、
先生が体を張って指導をしていた。激しい声に加え、周りの空気が揺れる気迫、
それに立ち向かう選手もすごい、受け止める先生もすごいよと、練習風景を
食い入るように見ていました。もう、それは印象深くて。
@尾道、ここにあり
試合後、ロッカールームを出た選手たちが、荷物を持って通用口から外に出る、
その時。ひとりひとりに握手をしながら、先生が言葉をかけていた。
それぞれ贈られた言葉を胸にした選手たちと、また来年。ここで会いたい。そう思いました。
「3年生の悔しさを次で晴らしてあげたい。帰ったらすぐ、新しいチームがスタートです」

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