2年とちょっと

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西陵ラグビー部の3年生を見始めたのは、彼らが1年生の冬かな。新人戦の
名北予選で、FB羽野選手を見て「すごい」と思ったり、FL三好選手のプレーに
「この選手、気持ちが強い」とか。彼らが2年生時は
まだひとつ上がいたこともあって、結構のびのびプレーしていたけど、
花園を終え3年生が抜け最上級生になってすぐの公式戦、県新人戦は準決勝で敗退。
放心状態に見えた彼らに、かける言葉が無くてただ、遠くから「頑張れ」と見守るだけ。
そういうスタートを切ったチームだったよなーと、ふと今日の試合後、思い返しました。


「第89回全国高校ラグビー選手権大会」、2回戦が行われた30日。西陵は
國學院久我山と対戦しました。久我山さんとは夏の菅平合宿で対戦。
この試合、見に行ったのですが、豪雨で一時中断したりと結局私は、
見れずじまい。ただ、1本もトライが取れずの完敗だった様子で、今大会の
クジを引き、勝ち上がれば久我山のカードに選手達は「夏に負けた相手。
対戦が決まった瞬間はとても嬉しくて絶対勝とう、と思っていました」
(No8稲葉選手)そうで。
試合前日。3年生だけのミーティングでは「いっちょやったろうじゃないか」と、気持ち全開、
やるきマンマン。30日の試合では、その言葉通り、全力ラグビーを見せてくれました。
10-7。残念ながら次の試合に進むことはできませんでしたが「試合は負けたけど、
全員が全力を尽くした。後悔はしていません(三好主将)」、「気持ちは負けて
いません。自分達の3年間の中でベストゲームでした(LO菱田選手)」、
「ケガが多くて周りにいつも迷惑をかけていましたが、そんな僕を必要としてくれた。
その思いに応えるために努力し、こうして立ってプレーができ感謝しているし、
嬉しい(No8稲葉選手)」、「自分の中でディフェンスはやりきった。負けたけど
悔いはない(SO渡邊選手)」。試合後の前向きなコメントに、頼もしさを感じました。
@グラウンドに向かい一礼、「ありがとうございました」
2年とちょっと。彼らの人生の中でもほんの少しですが、輝かしい時間を見守ることが
でき、いろんな表情を見せていただき、本当に感謝。また、父母会やOB会を
はじめ周りの方々の温かい声援にも感謝。
「3年間、いろいろあったけど楽しくて、宝物はたくさんありすぎます(3年MG小笠原さん)」
笑顔が一番多いかな(微笑)、記憶や記録に残る表情は、私にとっても宝物。
2年とちょっと、ホントにありがとうございました。
みんなとはまたグラウンドで会いましょ。ラグビーに携わっていれば
また会えるはず。元気な姿、また見せてくださいね。
三好主将が最後に、「後輩達のこと、これからもみてやってください」と。
はい、これからも成長と活躍、追いかけさせていただきます♪

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