打ち込めるもの

東海選抜、近畿大会。いずれもディフェンスの場面だったと思います。
非常に緊張した局面、自陣でゴールラインを背負った選手達から、「死ぬ気で守りきる。
絶対にトライさせない」と、耳の奥底へ飛び込んできた重みのある言葉。
高校生にして、その心。人間性の深さを感じ、目頭が熱くなった瞬間でした。
プレー経験のない私ですが、ラグビーと出会い、多くの場面で涙を流してきました。
何でだろうと考えてみるのですが、何かしら胸に響くものがあって、
感情のスイッチがオンになるからかな。スイッチをオンにしてくれる
選手たちや競技を支える方々をはじめ、ラグビーには本当に感謝しています。
団体スポーツの中でも試合における競技人数が多いラグビー。
コンタクトスポーツであるがゆえに、互いに体をぶつけることから
絆ができる。同じ痛みをわかちあうことで、信頼感や一体感に包まれる。
そこで得た絆、信頼は一生の宝物。私は、そう感じています。
楽しさあり、厳しさあり、苦しさあり、いろんなことをひっくるめての
ラグビー。中学生、高校生、大学生、そして社会人の皆様。新しい道へ
進まれたこの春、何かひとつ、打ち込めるものを探してみませんか。
願わくば、その選択のひとつとして、ぜひラグビーを。
選手だけではなく、コーチやマネージャー、レフリー、そしてお父さん、お母さん、
子供たちの輝き、追いかけてみませんか（微笑）。
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日付が過ぎてしまいましたが、2007年4月からはじめたこのブログは
4年目に突入しました。支えていただいている皆様には感謝。本当に
ありがとうございます。今後も東海地区を中心としたラグビーの普及、発展に
微力ながら貢献できるよう、そして恩返しの気持ちとともに、
グラウンドの輝きをお届けできるよう日々、努力、精進して
いきたいと思います。
今後とも、ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
（4月5日は、戸田京介レフリー（日本協会公認A）のお誕生日。
戸田さんとともに、ブログもひとつ年を重ねました）
☆4月10日、清水良枝☆