高校決勝を前に

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高校ラグビー愛知県大会決勝を前にしみじみと。ここまでの結果を振り返れば、
春の総体の上位4校が決勝に進みました。春の総体時のシードは新人戦の結果。
そう考えれば新人戦だから、総体だからではなく、ひとつひとつの試合が
秋の決勝の舞台に立てるチャンスで、そのチャンスをあきらめることなく掴んで
きた学校がここまで来たのかなと。もちろん、全ての学校がイコールコンディション
ではないかもしれないけど、その時、その時で足りなかった部分をサポートできた
何かがあったのかも、なんて思ってみました。


準決勝後の声です。
宮地真監督(春日丘)
「状況判断を含め、決勝に向けこの1週間、じっくりやります」
山本正人さん(栄徳OB。渡辺先生を探しましたが申し訳ありません><)
「自分がサポートするようになってから、精神的なプレッシャーを与えたりと、
根性から叩き直しました。それが通じたのでしょうかね。夏以降の練習試合では
勝ったにもかかわらず、出来が悪く悔しくて泣いた選手もいました。チャンスは
平等にある。試合はやってみないとわかりません」
服部尚久監督(三好)
「創部後、3年目、5年目あたりで決勝まで進み、今回で実は4回目の決勝。
でも、僕が赴任し20年、僕自身は初めてとなります。準決勝の愛知は、
中学校で優勝した代。ボールがよく動いた展開になりましたけど、そこを
我慢できたことは非常に大きい。取り組んできたディフェンスを中心に、今年。
結果を出したいです」
橋本英一監督(旭野)
「夏以降、いったんはスローテンポなラグビーになりましたが、それではいけないと。
テンポよく展開する自分たちの形は、やっている方も見ている方も楽しいはず。
今日(準決勝)は、それを感じることができた試合だったと思います。あとひとつ、
ではなく、ひとつ、ひとつ目の前の試合に全力を尽くす。それがうちの形です」
各校、お話を聞かせていただいた先生方、指導陣の皆様。試合後のお忙しい時間を
割いていただきありがとうござました。
決勝に残った今年の4チームに共通?と思うことがひとつありまして。
それは、下級生に対する3年生の面倒見が非常にいい、という印象。
2年生に聞けば「先輩たちがよくしてくれるから」という声。そんな空気を
きっと1年生も感じ、「みんなといることが楽しい」。今、ここにしかない、
友情や仲間の輪や肩を組み合う雰囲気の循環がチームを支える力のひとつなのでは?。
そーんな感じでしみじみと想いをめぐらせながらむかえる、今年の高校ラグビー
愛知県大会決勝は明日13日、瑞穂ラグビー場にてキックオフ。また、12:00からは
10人制のプレーオフ、愛知朝鮮+半田商業の合同チーム対名古屋西の
試合も行われます。人数不足により15人制に出場できなくても、一生懸命、
ラグビーに取り組んできた彼らの晴れ舞台。どうぞ、熱いご声援のほど、
何卒よろしくお願い申し上げます。
もうひとつ。決勝を担当される、マッチオフシャル陣にも、どうぞエールを
お送りいただければ嬉しく思います。
輝きをぜひ、LIVEで(見れない方は深夜にCBCで録画放送あり。実況は
今年も宮部アナウンサー。解説は明和の横地先生。どうか、今年もレフリー
紹介のテロップが放送されますように・・・・・・)。

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