幸せな環境に感謝

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17日、宝ヶ池にて行われた関西大学Aリーグの立命館大対天理大戦後、
天理大主将の立川直道選手にアタック。
この日は、先制から3連続トライでゲームの主導権を握るかと
思ったものの、立命館のフォワードの勢いに押されたのか、
前半は自陣で戦う時間も長く17-26(スコア表記は立命館-天大)。
後半開始早々、細かく繋いでトニシオ・バイフ選手がゴールラインを越えると、
その後はトライを積み重ね終わってみれば24-76で勝利。
もたついた前半を「相手のフォワードに苦しんだ」と振り返る
直道選手。次の大体戦に向けセットプレーを修正していきたいと
話していました。


4年生、大学ラストイヤーにかける意気込みは?との問いには
「今年は部をいろいろと変えました。だから、4年間の集大成、というよりも
総勢100人が今まで以上にしどいことをやってきた中で、ジャージを着る
僕らが、しっかりやらなければ、という想いです」とのこと。
主将として部の先頭に立ち前を向いて進む。ただ、その過程は人であるがゆえ、
自分の中の弱さと戦った時もあったはず。
「まあ、それは(微笑)。ただ、今年の関西で上を狙えるのは自分達、
という評価をいただき、そういう立場であること。そして今、こうやって
ラグビーができる環境にいられることの幸せ。それが自分を支える力の
ひとつですね」と。
これを聞いた時、私の中にハッと弾けるものがありました。
「勝負事ですから勝ち負けはもちろん大事ではありますが、このメンバーで
もう少しラグビーが続けられる事、そしてラグビーの出来る身体に、
環境に、支えてくれる多くの人に感謝して、大学ラグビーを楽しんでほしいなと
思います」
これは、昨シーズンのリーグ最終戦後、ご家族からいただいたお便りの一節。
(掲載承諾済。心温かいメール、本当にありがとうございました)
@試合後。スパイクは、理道選手とお揃い(色もサイズも同じ)
ご両親の教えであり、惜しみなく注がれた愛情を心でしっかりと受け止め
自身の支えとしている。幾重にも紡いだ絆の強さと想いを感じたこの瞬間、
「ラグビーって、本当に素晴らしいスポーツ」と、改めて感動しました。
こういった出会いも、縁あってこそ。きっかけを作っていただいた皆様には
本当に感謝。ありがとうございます。
雑談を交えながらも、程なくして話は終わり、「ありがとうございました」と、
深々とお辞儀をしてロッカルームに戻る直道選手。こちらこそ、本当にありがとうございました。
@想いを込めて
熱き情熱を放ち、厚き信頼を誇る天理大学2番の黒ジャージ。彼を中心とした
チームの躍進を一つでも多く見守っていきたいと強く思った17日の宝ヶ池でした。
天理大、次戦は10月24日(日)、近鉄花園Ⅰにて大阪体育大と対戦。
キックオフは12時です。そうそう、大体大の王鏡聞選手(朝明)、
先発として活躍しているようですね。これは、機会を狙って是非、見に行かねば(微笑)。

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