気持ちをひとつに

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21日、草薙にて行われた高校ラグビー静岡県大会決勝。この場面を目にした時、
「あれっ、何やってるんだろう」と思いました。もしかしたら、今までの試合においても
やっていたけど、私が他事に気をとられていたのかもしれません。
ゲームが切れた僅かな時間に、静岡聖光のフォワード陣が小さな円を組み
目をつぶり手拍子。しばらくして「よしっ、行くぞ」と、それぞれが顔を上げ
ポジションに向かう光景。
@手拍子中(前半20分過ぎ)


この光景を私が見たのは2回でしたが、試合の中でもう少しあったのかな。
今となっては確認できないのですが(汗)。で、その意味は?と、気になって
試合後、FLの服部勇希選手に聞いてみました。
「あれはフォワードの意思統一をはかるためです。土屋コーチに言われ、
すごくいいと思ったので試合でもやるようになりました。みんなの手拍子が
ひとつになるまでやります。1回で合うときもあるし、何度やっても合わないときも
ありますけど、合うまで。気持ちが引き締まります」
聞けば理由は単純明快。でも、すごいなと思いました。
手拍子がひとつになった瞬間は、きっと彼らにしかわからないだろうけど、
気持ちがひとつになったプレーは、きっと見ている人に伝わる。
だから、惹きつけられるのかもしれませんね。
簡単に見えても、やってみると意外と難しいかも。でも、それを普通にやっている
彼らは、やっぱりすごい。
「花園へは昨年、忘れてきた勝利を取りにいく」(服部選手)
1日でも長く、彼らのプレーを見ていたいと思います。
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余談ですが。近隣の仲間にメールしました??(微笑)。全県の予選終了。
勝った、負けたはあるでしょうが、お互いの近況報告なぞ、時間がある時にでも。
県違えど仲間の輪。花園での再会や新しい道での再会を誓う、なーんてのも
ありかなと、ちょっと思ってみました。お父さん、お母さんもぜひ。先生方もぜひ(微笑)。

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