修羅場をくぐりぬけた先にあるもの

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愛知県高校ラグビー新人戦で春日丘と決勝を戦ったのは千種。新人大会の決勝に
進んだのは、手元の記録によると平成13年以来9年ぶり?でしょうか。
名北支部予選では、旭野、春日丘、西陵といずれも接戦を繰り広げるなどして、
掴んだ今回の県大会出場。攻守のバランスが取れた今年のチームがどこまで
躍進するかと、非常に楽しみでした。
決勝戦、前半開始のホイッスルとともに、風上の春日丘がテンポ良くボールを
繋ぎ、風下の千種は我慢の展開。先制されるとすぐさま、「目を覚ませ」の声が
グラウンドから聞こえ、それに呼応した15人は、不利な風に負けることなく、敵陣で
プレー。しかし、前半はトライを返せず。後半、相手ペナルティからの
攻撃をトライに繋げ1本返し15-5としたものの、春日丘の一歩前に出る気迫が
フィットネス以上に、メンタル面へのプレッシャーとなったかのよう、その後は
2本取られ29-5でノーサイド。


千種の利根先生は「試合後、頭を冷やしている選手がいつも以上に多くて、
そうした光景から見てもわかるよう、接点において春日丘さんの2人目の
意識が高かったですね。支部予選の結果が、プレー自体を受身にして
しまったのかもしれません」と試合を振り返り、桑原先生は「支部予選で
勝っている相手に対し、慢心というのがあったのかも。気持ちの強さが
いい方向に出る時もあれば、今日のようにバラバラでパニックになって
しまうこともある、そういう経験が出来たと思い、東海大会ではリベンジ
したい」と、話していただきました。
@20日、春日丘戦より
利根先生、桑原先生、ありがとうございました。
「うちは、経験者が少ないこともあるので、幾多の修羅場をくぐりながら成長
していくチーム」と、利根先生。少なくとも、今回の名北支部予選、県大会を
経た選手たちの表情は試合を重ねるごとに頼もしくなっているのは明らか、
そう思うと、今度の東海選抜が非常に楽しみで、楽しみで。
基本的な技術はもちろんのこと、気持ちが見えるチームというのは、
つい応援したくて(微笑)。
@20日、春日丘戦より
ここまで勝ち進んできたことに胸を張って。成長を追いかけたいと思うチームの
ひとつです。
@GO!千種!

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コメント

  1. sannsetto77 より:

    実力からいけば 力は、6対 4 と 言うところと 見ました。ま 予選では、春日丘の油断でした。 決勝戦の リベンジへの気迫は すごかった。個人技・体格差は あるが、セットスクラムで 互角だった千種は 日頃の鍛練のたまもの。
    久しぶりに 熱くさせてもらい 選手に 感謝です。

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