20人

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

12月末に花園で行われる全国ジュニア。東海ブロックは予選が終了し、
中学生主体で愛知県中学校選抜、スクール主体は静岡県スクール選抜が
出場。両チームの活躍はもちろん、そして関西中学生大会にて
自分の目で見た選手たちの成長も楽しみです。
さてさて。決勝は愛知県中学校選抜に破れましたが、東海ブロック予選の
準決勝で静岡県中学校選抜に勝利し決勝進出を決めた三重県中学校選抜。
フォワードの強さや、戦いぶりというか選手たちの横顔に、木本高校ラグビー部の
面影を感じ、ついついアタック。試合後、チームを率いた木本中学の和田先生に
話をお聞きしました。


三重県中学校選抜といえば、今の木本高校ラグビー部の3年生が中3の時、
全国ジュニアで4位の成績を収めるなど名の知れたチーム。木本、有馬の
2つの中学校から選抜、とはいえ今年は2校の全学年をあわせた部員は20人。
数字でもわかるよう人材不足でその結果、必ずしも望む、もしくは適正
ポジションじゃないというのが悩みの種。ですが、土日を中心とした合同練習で
チーム力を高めてきました。
今年は3年生が10人揃ったこともあり、敵陣に入りラインアウト、モールを軸に
走力のあるウィングにボールを回すといった自分たちの形がある程度出せ、
準決勝の対静岡県中学校選抜戦では、フォワードが力強く前に出るなどして、
29-7で勝利。少し残念だったのは、静岡県中学校選抜が事故渋滞の影響で、
ほとんどノーアップだったこと。静岡県も柔らかなパスで展開する非常に
いいチームでした。
「愛知とは春、大差で負けましたので今回は、ミス無しのロースコアに
持ち込みたい」と、準決勝後に話していた和田先生。翌日の決勝に私は
行けなかったのですが、23日の鈴鹿でお会いした際、「まだまだです」と(微笑)。
でも、準決勝で見た選手たちの輝きは素敵だった。そして、今の木高でプレーする
選手たちの姿と重なった気がして。この先、今の3年生がラグビーを続けるか、
それはわかりませんけど出来ることなら、高校のグラウンドでも楕円球を
追いかけて欲しいな。躓くこともあるだろうけど、彼らが真っ直ぐに伸びていく様子、
見守ることができれば、なーんて思わせてくれた爽やかなチームとの出会いには感謝。
グラウンドで「宝物」見つけた、そんな気持ちになりました(微笑)。
熊野は、ホントにラグビー熱が盛んな地域。特にOBや地域の方々の温かさを
一度、体感すると「元気にしてるかな」、とつい気になってしまう存在。
多くの情熱に見守られながらのびのびと育ちのびのびとプレーする。
熊野のラグビーの大切な財産、原石の輝きを見ることができ、改めて
ラグビーって素敵だなと思いました。
和田先生、ありがとうございました。
三重県中学校選抜の皆様、ありがとうございました。
@爽やかな試合はレフリーも笑顔に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*