トップリーグに初昇格を果たし、今シーズンはひとつ上の舞台で戦う、
豊田自動織機シャトルズ。春のオープン戦は、23日の愛知県ラグビー祭、
対東海大学戦がシーズンのスタートとなりました。
前半、早い時間に2連続トライでリードしたものの、学生に対する意識に
甘さがあったのか、外国人選手の突破に頼るのみ。後半は、ボールを
繋げるも、ミスが重なり観客もため息。終了間際に1本返したのが、
見ている側からすると、せめてもの意地だったかなと。
試合後、田村誠監督にお話をお聞きしました。忙しい時間をいただき、
ありがとうございました。
「ゲーム前の予想通り。ハーフタイムにも甘さを捨てやってくれとは言った
ものの、学生を相手にぶつかることで何とかなる、前半の14-0のリードを50-0と
感じていたのでしょうね。いつか何とかなる、そういう気持ちで最後まで
きた結果、社会人が学生に負ける典型的なパターンが出てしまい、正直なところ、
今日でよかったという試合でした。とはいえ、ラックや攻めのオプションなど、
練習でやってきたことがある程度は出せた、という収穫もありました。
@愛知県ラグビー祭より
トップリーグで戦う上で、キーとなるのはスピード。相手あっての戦い、
そのスピードについていかなければ、自分達のラグビーはできない。
ところが、ウエストで戦ってきたぬるさが体全体に染み付いているため、
そのスピードになかなか反応できない。意識しなければいけないと頭では、
わかっているのですが・・・・・・。
春のオープン戦は今日を入れて計7試合。バランスを考えながら、チーム内の
競争力を上げ、調子のいい選手を起用していきたい。2月からスタートした
チーム、体のベース作りで今、一番疲れていると思うが、照準を合わせ、
前向きに取り組んでいきたいです」
田村監督、ありがとうございました。
豊田自動織機シャトルズは、29日、関市ラグビー祭の招待試合で、帝京大と
対戦。会場は、関中池グリーンフィールド。キックオフは14時です。
トップリーグ開幕まで、あと3ヶ月強。地元チーム、シャトルズの躍進、見守って
いきたいです。
豊田自動織機ラグビー部ホームページ