この代には、言葉では言い尽くせないほど、本当にお世話になりました。
ラグビーをやったことのない私でしたが、旭野のグラウンドに行くと、何だか
帰ってきた、そう感じる温かい空気に触れることができ、いつも幸せでした。
【花園時間@旭野】
12月28日。愛知県第2地区代表の旭野は大阪桐蔭と対戦しました。
結果は10-43。記録に残したスコアの数字は、旭野らしさが出たトライ、2本。
No8山元武選手、PR1夏目凌汰選手。今年1年、追いかけてきた彼らが
決めたことは本当に嬉しかったし、何より彼らだけではなく旭野ラグビーを
支えてきた全ての人がチームの背をそっと押したトライだった。私には
そう見えました。
試合後の橋本監督。
「キックを使わず相手にボールを渡さない、という自分たちのプラン通りの
戦いはできましたが、取ったあと、すぐ取り返されたよう、個々の力の差は
あったと思います。ディフェンスになかなか穴が開きませんでしたから。
体格差に関しては、ひるまず立ち向かう練習をしてきたので恐怖感はなかった。
ただ、経験の差を含め、要所で一歩踏み込んできた大阪桐蔭さんが
想像以上に上手かった」
15人の激しいタックル。隙間を縫うような相手の突破にもあきらめず手を伸ばした。
60分間、旭野らしさでボールをそして心を繋ぎ続けた。
「持ち味のディフェンスでやられたのが本当に悔しい」
試合後、主将の山田恭平選手。そして、
「この仲間とここで別れるのは本当に悔しい」と。
でもね。
「輝け、俺たちの誇り、旭野ラグビー」
その言葉通り、みんな、花園でものすごく輝いてたと、私は感じました。
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「体の小さなチームがどうやったら勝てるのか。いろいろなことを考える、
というのを教えてくれたチームと出会え、本当によかった」(山田恭平選手)
「旭野ラグビーは仲間との最高の絆です」(夏目凌汰選手)
目を赤くしていた選手も、ロッカーに帰る頃はみんな、涙がおさまったのか、
いろいろな横顔を見せてくれました。でも、笑顔が多かったかな。そこも、旭野らしさ。
旭野は数ある高校の中でも、ラグビーの楽しさを教えてくれました。
それは決して、楽をする楽しさではなく、厳しさを乗り越え、苦しい時間を共に過ごし、
心から楽しもうという志を持ち続けてきた。考え、向き合った過程を経ての楽しさ。
だから、見ている側にもものすごく、力を与えてくれたのではと。
3年生、お疲れ様。下級生のみんなとはまた今年も1年、よろしくお願いします!
キャプテン、本当にありがとう。また、グラウンドで再会しましょ。
きっと、会えるねっ!
ありがとうございます。
彼らの成長を親よりも真剣に、暖かい目で見て頂いて、彼らも本当に幸せだったと思います。
3年生も、次の目標に向けて、それぞれがもがいている最中です。
きっとグランドで彼らを見かけることも出来ると思いますので、その時にはよろしくお願いします。
いつもすてきな記事をありがとうございます。
感動して何度涙を流したかしれません。
あたたかいまなざしで旭野の部員を見て下さったこと、見守って下さったことに感謝しています。
息子は、もうひとつの夢へ向かって努力中です。
夢が叶ってまたグランドでお会いできたら…。こんなに嬉しいことはありません。