開幕した関西社会人Aリーグの豊田自動織機シャトルズ対大阪府警戦。
スコアは既に報じられているよう、23-5(前半:6-5、後半:17-0)でシャトルズが
勝利しましたが、この試合のファーストトライは大阪府警。前半を終え6-5と
シャトルズリードのスコアが次に動いたのは、外でパスを受け強引にタックルを
振りほどいたシャトルズ13番、ジョゼフ・ヴァカ選手のトライ。
時計を見れば後半13分。「相手の足が止まり始めた時間帯を逃さなかったことは、
トップリーグでの経験が活きている」(田村監督)、そうは言うものの、
来シーズンのトップリーグ昇格を目指す大事なシーズンの初戦。苦いスタートを
切ったのでは、そしてこんな思いをするのが今でよかった、そんな印象を
持った試合でした。
対戦した大阪府警はひたむきに前へ、という姿勢を最後まで見せてくれた。
後半13分までは1点差。その後、13分、23分にトライを奪われ、徐々に点差が
開いていきそうな、そんな瞬間。自陣、ゴール前のマイボールスクラム、このまま
ボールを持って前に出るのか、それともタッチへ蹴りだすのか、どうしよう、
迷いの見えた顔をした選手にかけた仲間の声。
「俺たちはチャレンジャーだろ。迷うな。走りまくろう。絶対、逆転できる」
(ボールキープしたらどうしましょ)
「前へ出ろ。ついていく。絶対に。信じろ、仲間を」
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開催中のワールドカップ2011ニュージーランド大会。瑞穂のトップウェスト。
そりゃー、比べたら規模は違いますけど、気持ちの強さならここにもある。
チームが持っている大切な何かが伝わってきた。そんな試合に引き合わせて
くれたラグビーの神様に感謝です^^
事情は各自、いろいろあると思いますが、試合が大きいとか小さいとかではなく、
どんな試合でもLIVEだからこそ、伝わってくるものがあると思います。
近くで遠くでラグビー。休日の皆様、ぜひ、お近くの試合会場やそうそう、
母校へ出かけてみてはいかがでしょうか?