試合後の声@第11節、ヤマハジュビロ

トップリーグ第11節、三洋電機ワイルドナイツ対ヤマハ発動機ジュビロ。
試合後のヤマハジュビロの声です。
堀川監督
「磐田や全国から、かけつけてくれた多くのファンに感謝しています。試合は、
アタックをしてもミス、ターンオーバーされる、という最悪のゲームパターン。
この試合は、自信を持って臨みましたが、自分達のラグビーができないことで、
フラストレーションがたまった試合でした。三洋さんのプレッシャーというより、
勝負どころで、我慢しきれなかった、また我慢したけど、取りきれなかったと、
ヤマハの中の問題ですね。とはいえ、ここまでやってきたことに、間違いはありません。
しっかりと反省し、サントリー戦へむけていい準備をする。残りは2試合ですが、
春からやってきたことを、全て出しきりたいです」
木曽キャプテン
「多くのファンに太田まで来ていただき、声援を送ってくれたことに、
感謝しています。試合の序盤からリズムが崩れ、自分達で首をしめた結果です。
三洋の力の前に、自分達がアタックしきれなかったことは悔やまれます。
もう一度、しっかりやり直し、サントリー戦へ臨みたいと思います」
ヤマハジュビロ、松下選手のアタック
フォワードで前へ、前へ
☆ヤマハジュビロ、残り2試合の対戦カード☆
第12節:1月26日(土)対サントリー戦(秩父宮、14時)
第13節:2月2日(土)対東芝戦(ヤマハ、14時)
ヤマハ発動機公式ウェブサイト内「ラグビー情報」
http://www.yamaha-motor.co.jp/rugby/
トップリーグオフィシャルサイト

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チームのサポートに感謝@三洋電機 田中史朗選手

トップリーグ第11節、太田でおこなわれた三洋電機対ヤマハジュビロ。
後半29分、三洋電機ボールのラインアウトから、パスを受けたスクラムハーフの
田中史朗選手がそのまま抜け出しトライ。トップリーグ1年目、嬉しい初トライの
瞬間でした。
試合後、田中選手に初トライの感想を聞いたところ、
「みんながサポートしてくれたおかげ。嬉しいですね」と、笑顔で話していました。
背番号9のジャージを身につけ、三洋電機の連勝に貢献する1年生のプレーは、
私が瑞穂ラグビー場で見た京産大の1年生の時よりも、逞しく、自信をつけ、
さらに切れ味を増した姿に成長。
「チームのサポートがあって、ここまで出場できている。これからも目の前のひとつひとつに、
集中しやっていきます」
競技場を出る田中選手を待っていたのは、ちびっこファンの笑顔。
これからも、活躍を応援しています。

チャンスがある限り

試合をおこなえば、必ずや勝者と敗者ができる。それが勝負の世界というもの。
1月20日、太田@群馬でトップリーグ第11節、三洋電機ワイルドナイツ対ヤマハジュビロの
対戦がおこなわれました。
自信を持って、この試合へ臨んだヤマハジュビロですが、前半からペースを掴めず。
自分達で、自分達の首をしめた展開となり、終わってみれば残念な結果。
試合後、堀川監督は「三洋さんがいいラグビーをした。見習うところは真摯にいきたい」と、
話していました。
トップリーグも、残すところ2戦。ヤマハジュビロのトップ4へ入りへ向け、
チャンスがある限り、後ろを振り返ることなく前へ進み続けて欲しい、そう願い、信じています!
GO!冨岡選手
インゴールへ飛び込む佐藤選手

嬉しい初トライ@黒宮裕介選手(トヨタ)

トップリーグ第11節、トヨタ自動車ヴェルブリッツ対コカ・コーラレッドスパークス戦へ
行ってきました。試合会場のトヨタスタジアムは、トップリーグになってから公式戦が
初開催。試合開始10分前ぐらいの正面ゲート付近は、入場を待つ長蛇の列に
びっくりしました。
試合は、前半、トヨタの相手スタンドオフ周辺を狙うゲームプランが
はまり、4トライを挙げ折り返すものの、後半途中からは攻めながらも
なかなかトライまでいけず。逆に、残り20分ぐらいは、コカ・コーラが敵陣で
攻撃を続け4トライを挙げ、ボーナスポイントを獲得。
試合後、コカ・コーラの向井監督は、
「残り10分ぐらいの4トライで、ボーナスポイントの1を取れたことは大きい」と、
トヨタの石井監督は、
「今日も含めて1敗もできない、というプレッシャーの中で、勝てたことは、素直に
嬉しいが、後半トライを取られた部分をしっかり修正していきたい」と、
話していました。
8トライを挙げたトヨタのトライの中で、個人的に1番嬉しかったのは、
後半10分から登場した、地元栄徳高校出身の黒宮選手のトライ。
石井監督が期待を寄せる3年目。黒宮選手に、試合後感想を聞いたところ、
「自分で前に出ることが、トライに繋がってよかったと思いますが、スタンドオフと
してのゲームコントロールはまだまだ。もっと人をいかしていきたいです」と、
初トライの嬉しさをにじませながらも、次へ向けての意欲を語っていました。
(左が黒宮選手)
難波さん、ゲンタさん、廣瀬さんと、たくさんの先輩からいろいろ教えてもらって、
それが自分の為にもなるし、やってて楽しいと話す21歳の横顔。地元の
声援を受けながら、もっと、もっと大きく成長して、いつかは……。
将来が楽しみな選手のひとりです!

気持ちは同じ@ヤマハジュビロ

金曜日、ヤマハジュビロの練習へ行ってきました。三洋電機戦へ向けての
メンバー発表が終わり、そのあとに続けられる個人練習も、そろそろ終わり。
選手達がクラブハウスへ戻ってきた時のこと。今回のメンバーに選ばれなかった、
フッカーの米倉選手に、今の調子はどうですかと聞いたところ、
「試合に出ることができなくても、気持ちはピッチで戦うメンバーと同じですから」と。
(左:矢富選手、右:米倉選手)
ヤマハジュビロは、三洋電機戦へ向けてのキーワードを「BELIEVE(ビリーブ)」と
掲げ、ここまで練習を積み重ねてきました。自分達を信じ、仲間を信じ、
練習を信じて、勝利を信じる。文字にしてたった3文字に込められた、多くの願い。
ヤマハジュビロを応援していただいている、全ての人が信じた瞬間、きっと歓喜が
おとずれると、私は信じています。
堀川監督は、
「三洋と、ヤマハ。今のトップリーグで1番おもしろいラグビー、見ていて
楽しいラグビーをしているチーム。20日は絶対、いい試合になりますよ」と、
笑顔で話していました。個人的にも、ヤマハの堀川監督、三洋の宮本監督の、
目に見える色は似ている、そんな気がします。
1月20日(日)、熱い試合が繰り広げられる太田。是非、足を運んでいただきたい、
と思います。

自分の力で掴んだポジション@三洋電機 田中史朗選手

14日、近鉄花園ラグビー場の三洋電機ワイルドナイツ対九州電力戦後、目に入った応援幕。
今年の三洋電機ワイルドナイツの背番号9のジャージを身につけ、アグレッシブな
プレーとともに、チームの勝利に貢献しているのが、スクラムハーフ、田中史朗選手です。
私が初めて田中選手を見たのは、彼が京産大1年、大学選手権の1回戦でした。
あれから、5年。トップリーグの舞台で活躍する田中選手を、目の前で見ることができ、
すごいな、そして嬉しい気持ちになりました。宮本監督に、田中選手の活躍を聞いたところ、
「彼が、自分で掴んだポジションですから」と。
花園の試合後、勝利、そして応援に笑顔で手を振る田中選手。これから、進む道は
まだまだ厳しいと思いますが、頑張って欲しいと願っています。

三洋電機ワイルドナイツ、宮本監督の色

今シーズン、監督に話をお聞きする機会があり、その度に、監督の色がチームカラーに
反映されていると、感じるところがあります。
14日、近鉄花園ラグビー場で、三洋電機の宮本監督に、お話をお聞きしてきました。
宮本監督へアタックするのはこれで3回目。1回目は、春シーズンの6月に
ヤマハ大久保グラウンドでおこなわれた練習試合後。2回目は、10月の
トップリーグカンファレンス、そして今回と。
3回というインタビューを通し、宮本監督に対し個人的に感じたことは、
温和でど~んと構える懐の深さ。やっているのは選手達ですからねという言葉に、
選手達を信じる気持ちの強さ。時折、冗談も交えながらの話に、監督としてだけではなく、
人として惹きつけられ、話を聞けば聞くほど、もっと味わい深いだろうなと思いました。
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☆スペシャルインタビュー☆
「宮本監督にアタック! お互いにいいラグビーを、いい試合を」
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地元の温かい声援を受けて

地元出身の選手が活躍する、どんなスポーツでも嬉しいなと感じます。
その選手が、地元でプレーを披露するとなれば、さらに嬉しくて、勇姿をこの目でみたいと、
試合会場へ足を運びたくなりませんか。
ヤマハジュビロの石神勝選手は、岐阜県出身。岐阜第一高校から大東大へ進み、
ヤマハで4年目のシーズンをむかえます。トップリーグ第10節の試合会場となった、
メモリアルセンターにあるトレーニング施設には、高校時代、毎日のように通い、
ウェイトトレーニングを励んだそうです。
また、岐阜第一高校の後輩達は、先輩を応援しようと、前日の夜遅くまで、
手作りの応援幕を作り、スタンドで誇らしげに広げていました。
80分間、フル出場で勝利に貢献した石神選手は、試合後、
「両親、恩師、同級生や後輩を合わせた大応援団が、かけつけてくれ、嬉しかったです。
地元ということで、気持ちも入っていたし、力はしっかりと出せたと思います」と、
こぼれる笑顔で、スタジアムを後にしました。
石神選手、これからも頑張ってください!

10節、試合後の声(ヤマハジュビロ対三菱重工相模原DB)

長良川競技場でおこなわれた、トップリーグ第10節、ヤマハジュビロ対
三菱重工相模原DB戦。試合後の声です。
ヤマハ発動機ジュビロ:堀川監督
「今日の試合も、多くのファンから熱い声援をいただいたこと。そして、トップリーグも
終盤にきている中で、素晴らしい芝の上で試合が開催されたことを、本当に感謝しています。
先週の敗戦を経て、ブレイクダウン、特にディフェンスの接点でファイトしようと、
この試合に臨みました。それをひとりひとりが理解したこと、そこが相手をシャットアウト
した結果に結びついたと思います。アタックも、パターンをもう一度認識し、取るべき
ところでしっかりと取れ、自信に繋がる試合でした。今日は、今日。次は次。三洋さんが
現在首位だからと、ネガティブにならず、体を80分間張り続け、チャレンジします」
木曽キャプテン
「寒い中、いろいろなところからスタジアムへ応援にかけつけていただき、ファン・
サポーターの皆様には本当に感謝しています。前半は、思ったとおり以上に、
よくできた内容でしたが、後半は、ミスが続き、思ったとおりにいかない場面での
対処法や切り替えをまだまだ修正していかなければいけない、と思いました。その中で、
相手を0点に押さえたことは、評価できることだと思います。残り3試合、
ひとつひとつを戦っていきますが、まず目の前の三洋戦へ向け、準備していきます。
今日も、本当にありがとうございました」
三菱重工相模原ダイナボアーズ:相良監督
「ヤマハさんに好きなようにやられてしまい、いいゲームを期待して応援して
いただいた皆様や、足を運んでくれたファンの方々に、ラグビーの醍醐味をお見せ
できたかといえば、そうではなく、残念であり、大変申し訳ないと思っています。
力の差というか、ゲームにあたって、チーム・選手の力を引き出せなかったこと、
監督としての責任を感じています。前半、相手が風上の影響もありましたが、
ゴール前で絶対に粘ろうと。結果、あせりもあったし、無理をしすぎ、基本プレーを
できなかったことが、大量トライにつながった原因でもあると思います。ただ、
選手たちは、最後までトライを奪いにいく、という姿勢で本当によく戦ってくれました。
とにかく、1戦、1戦をやるだけ。ダイナボアーズのラグビーをやりたいし、
お見せしたいと思います」
佐藤キャプテン
「これまでの試合も、自分たちは全力で戦ってきました。結果が出ず、勝利に結びついて
いないことで、今、チームが自信を失いかけています。そういう中で、キャプテンとして
ゲームコントロールをすることができず、責任を感じています。ただ、このトップリーグの
舞台へ来たということは、僕達チームの力。これは、まぎれもない事実です。この先、
3試合ありますので、もう一度自信を持って、ラグビーを楽しみ、ファンの期待に応えたいです。
今日は、ありがとうございました」

昨シーズンより、ひとつでも上へ@福岡サニックスブルースの戦い

14日、近鉄花園ラグビー場でおこなわれた、クボタスピアーズ対福岡サニックスブルース。
試合は、前半クボタがリードするものの、後半に入った3分、サニックスがトライを挙げ、
17-13と4点差。お互い、我慢が続く展開の中で、先にスコアを動かしたのは、
サニックス。28分にペナルティゴールを決め17-16の1点差。そして31分、
マイボールのラインアウトを押し込み逆転。勢いをつけたサニックスはその後も2トライを奪い、
17-33でノーサイド。4トライ以上のボーナスポイントを含めた勝ち点5に、
チーム、そして熱い声援を送ったファンが喜びの笑顔を見せていました。
ノーサイド、喜ぶ選手をむかえる藤井監督。
「前半、辛抱して、後半も最後まで辛抱して取ることができた勝ち点5は大きい」と
言葉少なげに話す表情からも、嬉しさを感じた会見でした。
サニックスは、東海学生リーグ出身の選手も在籍し、個人的には、活躍が気になり、
親しみを感じるチーム。残り3試合、熱い戦いを期待しています。
☆福岡サニックスブルース、残り3試合の対戦カード☆
1月20日:対九州電力戦(13時:グローバル 九州ダービーです!)
1月27日:対神戸製鋼戦(12時:秩父宮)
2月2日:対リコー戦(14時:博多の森)
(1月14日、勝利を喜ぶサニックスメンバー@花園)