笑顔で卒業、そしてそれぞれに新たな輝きを!

第58回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会の決勝戦もノーサイド。表彰式や
胴上げも終わり、一区切りついた中で見た光景、
「10年間、ありがとうございました」。
タッチライン際に並び、一礼をしていたのは、今年の4年生でしょうか。
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今大会で優勝した東海・北陸地区代表の中京大学。ラグビーマガジン11月号の別冊付録に
記載されている4年生は合計14名。先発メンバーの中に4年生は3人、リザーブに3人。
決勝戦のメンバー構成の話が報道陣から質問された時、中本監督は、
「このメンバーで勝ちにいくということを、チーム全員に話し、納得していると思います」と、
答えていました。
1年生から4年生、全ての部員の中から選ばれた最高の22人がプレーし、勝ち得た優勝。
それは、22人のメンバーだけ勝ったのではなく、チーム全員で得た勝利。全ての4年生には、
胸を張って笑顔で卒業して欲しい、そして、それぞれの道でまた輝きを見つけてくれたらと、
願っています。
(表彰式にのぞむ中京大学4年生。左から、坂本主将、長江選手、福井選手、今田昌選手)
(前半3本目のトライを決めた東選手:右と、喜ぶ坂本選手:左)
(前半4本目のトライを決めた青木選手:中央と喜ぶ土肥選手:左と今田昌選手:右)

第58回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会決勝@瑞穂

昨年は雨の中でしたが、今年は晴天。1月6日、瑞穂ラグビー場で、
「第58回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会」の決勝、中京大学対武蔵工業大学の
試合がおこなわれました。
☆中京大学メンバー:()内は学年、Cはキャプテン☆
1.長江(4)
2.樋口(3)
3.堤(3)
4.大江(3)
5.林(3)
6.江崎(1)
7.坂本(4、C)
8.松葉(1)
9.今田昌(4)
10.青木(2)
11.堀場(3)
12.下嶋(3)
13.土肥(2)
14.東(3)
15.鐘ヶ江(2)
16.樽井(3)
17.澤藤(3)
18.福井(4)
19.永浦(4)
20.今田祐(2)
21.高松(4)
22.東條(1)
☆武蔵工業大学大学メンバー:()内は学年、Cはキャプテン☆
1.加藤(1)
2.日野(4)
3.松原(3)
4.岡野(2)
5.永井(1)
6.宮本(3)
7.安部(1)
8.生野(4)
9.渡邉(4)
10.新居(3)
11.小池(3)
12.藤田(4、C)
13.吉住(1)
14.松田(2)
15.野村(3)
16.中田(4)
17.宮本(1)
18.五十嵐(4)
19.武藤(2)
20.河野(2)
21.工藤(2)
22.細野(3)

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第9節、ヤマハジュビロ対神戸製鋼コベルコスティーラーズ

1月5日、ヤマハスタジアムでおこなわれた、トップリーグ年明けの重要な1戦、
ヤマハジュビロ対神戸製鋼の試合。8348人の観客が見守る中、繰り広げられた
熱戦は、28-28の同点でむかえた39分、森田選手(神戸製鋼)のペナルティゴールが
決まり、28-31。その後、ヤマハジュビロは再開のキックオフを確保できず、
試合時間40分を告げるホーンが響き、後藤選手(神戸製鋼)が短くタッチに蹴りだし
ノーサイド。
試合後、神戸の中山コーチが「疲れたよな」と言いながらも笑顔を見せていたこと。
メインスタンドへ帰ってきた22人の選手達に、スタンドで観戦していた村田選手が、
「次、いこう」と、声をかけていた姿が印象的でした。
ヤマハジュビロは、第3クール初戦を、勝利で発進する事はできませんでした。
が、残り4試合。まだまだ止まることなく走り続けます!
(前半、グランタ選手の突破)
(前半、三角選手の突破)
(後半、FWの突進@神戸製鋼)
☆試合後会見より☆
ヤマハジュビロ:木曽キャプテン
「まず、正月明けた忙しい時期にもかかわらず、たくさんの方がスタジアムへ足を運んで
いただきました。こういった環境の中でプレーできることは幸せを感じるし、サポーターに
とても感謝しています。今日のゲームは前半4トライ、後半0点。自分達の中に攻めよう
という意識がなかったわけではなく、ペナルティを重ねてしまったことで、敵陣でプレーする
ゲームプランを実行できず、自陣でのプレーが多くなってしまったことに尽きます。
また、自分達がレフリングに関して合わせきれなかった甘さ、あとは森田選手のキックで
自陣深くに釘付けされ、精神的にもプレッシャーを感じてしまったこと。
その積み重ねから出たひとつのミスが、相手にトライを許してしまいました。
来週から始まる4試合に向け、ゲームコントロールをしっかりと修正し、残り全てを
勝つ気持ちでやっていきたいと思います」
ヤマハジュビロ:堀川監督
「今日も、大勢のヤマハのファンや磐田の方に来ていただいたことを、本当に感謝しています。
こういう、ゲーム展開になってしまい、非常に申し訳ないという気持ちが大きいです。
ヤマハが目指しているラグビーとして、今日のゲーム、特に前半はアタック、ディフェンス
共によかったと思います。ただ、この先改善しなければいけないのはペナルティ。ビデオで
詳細を確認していきますが、あれだけ多いとリズムにのることができません。レフリーに
合わせながら、ペナルティ時のマネジメントを、しっかりとやり、次の三菱戦に向け、
いい準備をする。そして自分達のラグビーを信じて、残り4試合を戦います」
神戸製鋼:後藤キャプテン
「前半4トライを奪われたよう、かなりやられてしまいましたが、後半はラインアウトも
含めて修正することができました。最後まで気持ちを切らさずプレーを続けたことで、
ラッキーもありましたが、勝利に繋がったんじゃないかなと。勝ててよかったです。
後半、ハーフタイムで言われた修正ポイントをみんながわかっていたし、強い意志を持ち
実行してくれました。キャプテンとして、その意思を最後まで切らさないようにすることを
心がけましたが、他は特に意識することもなく、いちプレーヤーとして一生懸命プレーしました」
神戸製鋼:平尾総監督
「今日のヤマハ戦は、今シーズン我々がマイクロソフトカップへ出場するため、非常に
重要な位置づけと認識している試合でした。前半は、これまでの戦いで悪いところ、
若さやもろさ、ディフェンスで受けてしまう部分が出てしまい、そこをヤマハさんの勢いが
上回ったと。ただ、上から見ていて修正できそうだったし、前半終了時で14点差は
ついていましたが、何となくいける感じを持っていました。ハーフタイムは、セットプレー、
特にラインアウト。あとは、前半に悪いと感じた部分を修正する指示を出しました。
あきらめずに選手達が最後まで戦ったことで得た勝利、2008年を勝ち点5で
スタートできたことは、非常に大きいです」

地区対抗大学ラグビー@準決勝(北九州市立大学対中京大学)

全国地区対抗大学ラグビー準決勝の第2試合は、北九州市立大学対中京大学でした。
☆第二試合☆(晴れ:観客386人)
北九州市立大学対中京大学
<試合結果>
北九州市立大学:0
中京大学:85(前半:4T2G 後半9T8G)
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前半、中京大学がハンドリングエラー等でもたついたような印象と、
後半は、北九州市立大学のプレーがガクンと落ちたかなと。
どのチームもイコールコンディションですが、中1日での試合は、
やはり厳しそうです。
中京大学。私が観戦しはじめた3年前に2年生だったメンバーが4年生。
特にPRの長江選手には、これだけ走れるPRがいる、ということを
プレーを見ながら毎年のように教えていただきました。
時間が経つのは早いもので、もう4年、そして卒業。決勝は、去年と同じカード。
1月6日、瑞穂ラグビー場が楽しみです!

地区対抗大学ラグビー@準決勝(武蔵工業大学対新潟大学)

4日、瑞穂ラグビー場で全国地区対抗ラグビー大会の準決勝、2試合がおこなわれました。
☆第一試合☆(晴れ:観客364人)
武蔵工業大学対新潟大学
<試合結果>
○武蔵工業大学:27(前半:2T 後半:3T1G)
新潟大学:22(前半:2T1G1PG 後半1T1G)
得点経過(35分ハーフ)
・前半1分:武蔵工業大学のT、G失敗(5-0)
・前半5分:新潟大学のT、G失敗(5-5)
・前半15分:新潟大学のT、G成功(5-12)
・前半29分:武蔵工業大学のT、G失敗(10-12)
・前半34分:新潟大学のPG成功(10-15)
ハーフタイム
・後半2分:武蔵工業大学のT、G失敗(15-15)
・後半5分:武蔵工業大学のT、G失敗(20-15)
・後半30分:武蔵工業大学のT、G成功(27-15)
・後半36分:新潟大学のT、G成功(25-22)
前半、新潟大のアタックを止める武蔵工業大のディフェンス
ゴール前、低く突き刺さるタックルの新潟大
ボールを繋ぐ心
巻高校出身の渡辺選手。後半、終了間際にトライ!
ノーサイド、決勝進出の武蔵工業大学(角度が悪く、背中ですみません)
最後は全員揃って笑顔で!
ヤマハジュビロの小林訓也選手の出身校、巻高校の後輩が挙げた3トライと新潟大学の
試合後の涙に感動し、うるっときてしまいました。
(FB谷澤選手の2トライと、WTB渡辺選手のトライ)
実は、お恥ずかしい話、武蔵工業大学にしろ、新潟大学にしろ普段のプレーを
見たことがないので、今日の試合がどうだったのか?ということが、正直わかりません、
すみません。
ただ、両チームの熱いプレー、トライを挙げたときの喜びは、見ていて本当に
嬉しくなる瞬間でした。
決勝へ進出したのは、武蔵工業大学。決勝戦は1月6日、瑞穂ラグビー場で
14時キックオフです。
*******
試合後、名城大学の中村監督と偶然、お会いしました。来シーズンも、
東海学生リーグを追いかけていきますので、今後ともよろしくお願いします!

激しいポジション争い@SHの陣

1月5日、ジャパンラグビートップリーグ第9節、ヤマハジュビロ対神戸製鋼戦に臨む
先発予定メンバーが発表されました。
これまで、負傷等の関係でSHがなかなか揃わなかったヤマハジュビロですが、ようやく
全員が復帰。激しいポジション争いを経て、神戸戦のジャージを手にしたのは、
佐藤貴志選手と矢富勇毅選手でした。
佐藤選手の声
「第3クールから始まる厳しい戦いの中で、まず重要な1戦。今回は、SHの控えがいるので
最初から全力で飛ばし、球を捌く、そしてチャンスがあれば自分でも前へ仕掛けていきたいと思います」
(佐藤貴志選手@リコー戦)
佐藤選手は、5節からの4試合、SHの控えなしでほぼフルにプレー。ファンも
「シュガー、頼む、頑張れ」と、いつも願っていました。
その佐藤選手の声にもあるように、4試合ぶりに控えのSHがメンバー入り。
ヤマハジュビロで初ジャージとなる矢富選手は、まずメディカル陣へ感謝の言葉を口にし、
やっとヤマハの一員になれ嬉しい。そして、メンバーに選ばれなかったSHの分まで頑張ると、
力強く話してくれました。
矢富選手の声
「出場したら、SHとして当たり前のプレーを精一杯やりたいです。捌くこと、パスを、
あとは周りを見ながら驚くようなプレーや楽しいプレーをやりたいと思います。
ピッチの外で見ていて、出たい、こういうプレーをしたいと想像していたので、
ジャージを貰って本当に楽しみです。試合に出場し、活躍すること。それが、
ここまで支えてきてくれた人達への恩返しになるはず。大学時代はタツさんに怒られて
ばかりでしたが、いつか僕がタツさんを引っ張れるぐらいになれるよう、頑張ります!」
初めて、ヤマハのジャージに袖を通す矢富選手。活躍が楽しみです。

地区対抗大学ラグビーのちょっといい話@新潟大学

2日、瑞穂ラグビー場で1回戦がおこなわれた地区対抗大学ラグビー。
大会登録メンバーのパンフをいただいたので、ふむふむと眺めていたら、出場校のひとつ、
新潟大学のメンバーに、巻高校出身の選手が何人かいました。
今日、それをヤマハジュビロの小林選手に聞いたところ、
「昨日、自分も応援にいきましたよ」と。
今年、日体大からヤマハジュビロへ入団した小林訓也選手の出身は、新潟の巻高校。
登録メンバーは後輩であり、教育実習で指導したり、実家へ帰省した際に練習を見に行ったり
していたそうです。後輩を思う心、ラグビーで繋がる絆。ホッと心が温まる感じで、話を聞いて
嬉しくなりました。
(小林訓也選手@リコー戦)
(地区対抗1回戦、新潟大学対環太平洋大学)
新潟大学ラグビー部オフィシャルHP
http://nurfc.alljapan.com/
新潟大学は明日、武蔵工業大学と対戦します。12時半キックオフ、瑞穂ラグビー場です。

第58回全国地区対抗大学ラグビー1回戦@瑞穂ラグビー場

1月2日、瑞穂ラグビー場で「第58回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会」の
1回戦、4試合がおこなわれました。
正月の瑞穂といえばこれ。遠くで行われる試合よりまずは地元大学へ声援を、
ということで行ってきました。
☆第1試合☆
環太平洋大学(中国・四国代表:初)対新潟大学(関東2区代表:12回目)
結果:7-41○新潟大学(前半:7-17)
(後半、モールを押し込む新潟大学:白と黒のシマのジャージ)
☆第2試合☆
武蔵工業大学(関東1区代表:18回目)対帝塚山大学(近畿代表:初)
結果:○武蔵工業大学24-5(前半:12-5)
(後半、敵陣に攻め込んだ帝塚山大学からボールを奪い返した武蔵工業大学:帝塚山大学がブルーのジャージ)
☆第3試合☆
中京大学(東海・北陸代表:8回目)対東北福祉大学(東北代表:5回目)
結果:○中京大学59-12(前半:38-7)
(後半、突破をはかる中京大学:赤と紺、白のジャージ)
☆第4試合☆
道都大学(北海道代表:7回目)対北九州市立大学(九州代表:3回目)
結果:5-12○北九州市立大学(前半5-12)
(前半、アタックの道都大学、ディフェンスの北九州市立大学)
***************
第1試合のキックオフには間に合わず、後半からの観戦。第4試合目は、
寒さのあまり後半20分ほどで帰ってしまい全てを観戦したわけではありません。
その中で印象が強かったのは、第2試合に登場した帝塚山大学。
前半15分過ぎまで(手時計)、スコアが動かずの試合。先制したのは武蔵工業大学。
センター付近で左へ展開しようとしたパスを武蔵工業大学の15番がインターセプト、
そのまま走りきりトライ。その後も1本トライを挙げ、流れがそのままいくかなと
思っていましたが、前半終了間際に帝塚山がゴール前の攻撃からトライ。
前半を12-5で折り返し。後半、敵陣に入りながらも最後届かず。ノーサイドとなりました。
慌てず、落ち着いて要所要所でゲームを運んだ武蔵工業大学の上手さが勝敗を決めたと
思いましたが、プレーのすがすがしさ、チームがまとまって一丸となって戦っていたと
感じたのが、帝塚山大学の皆さんでした。
帝塚山大学は来シーズン、関西Bリーグへ昇格。さらなる活躍を期待しています!
☆1月4日、準決勝の組み合わせ☆
第1試合(12:30キックオフ)
武蔵工業大学対新潟大学
第2試合(14:00キックオフ)
北九州市立大学対中京大学
いずれの2試合とも、瑞穂ラグビー場でおこなわれます。
お近くの方、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
一緒に観戦していた某氏より、北九州市立大学は中日ドラゴンズ在籍の
中田投手の母校と聞きました。教えていただき、ありがとうございました!

One Mind One Goal@堀川隆延監督の声

新年、あけましておめでとうございます。
寒い1日でしたが、1月1日を皆様はどう過ごされましたか?
何やっとるんじゃ、ゴロゴロと寝て1日が終わりそうな私です。
そんな私ですが、今年も継続を目標に更新していきたいと思いますので
どうぞよろしくお願い致します。
1日遅れですが、31日の大晦日にヤマハ大久保グラウンドで堀川監督に第2クールを
振り返っていただきました。成長に手応えを感じるチーム、
そして正念場の第3クールへ向けて。
「One Mind One Goal」を目標として走り続けるチームを見守る
堀川監督の熱いメッセージです。

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12月31日大掃除の日

2007年の残すところあと少し。
年末の休みを利用して、ヤマハ大久保グラウンドへ今年最後の練習見学へ
行ってきました。
途中、小雪も風に乗って舞う寒い中、チームは5日の神戸製鋼戦へ向け激しい練習。
月曜だから、軽い練習で終わるのかなという予想を見事に覆してくれました。
年の最後に見た激しい練習は、チームがこの先の手を抜くことなく走り続ける証と感じた
2007年最後の日でした。
さて、シーズンは続きますが、一応2007年最後の日。チームも大掃除が行われました。
(倉庫の中身を全部出しての大掃除)
それぞれの分担場所の掃除を終え、ようやく一息ついたメンバー。今年の汚れは、今年のうちに?。
お疲れ様でした!
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ご覧いただいている皆様。
日々のご訪問ありがとうございます。2007年も終わりですが、2008年も
こつこつと更新を続けていきますので、ラグビーやヤマハジュビロ同様、よろしくお願いいたします。
よい年の瀬を、そして素敵な2008年の幕開けとなりますように!
@清水良枝
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