関西大学Aリーグ第7節、近畿大対摂南大

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出不精のせいもあって、気がつけばシーズン最終戦。11月30日、鶴見緑地で
おこなわれた、近畿大学対摂南大学の対戦を見る機会に恵まれました。
お尻が重いってダメですね・・・・・・。思い返せば、春の終わりに龍谷大を見て以来。
混沌の関西リーグとお聞きしていましたが、さて。この試合は?。


近大、摂南大ともに、今シーズンのリーグ最終戦となった試合は、曇り空、
底冷えする冷たい空気が漂うグラウンドにて、摂南ボールのキックオフ。
開始2分、摂南大のCTBリシモリ選手が右中間にトライ。強い選手が
いるとは聞いていましたが、ちょっと度肝を抜かれたというか、いやー、びっくり。
その後、近大がPGを2本決め6-7とした前半21分。摂南大、No8のシオエリ選手が
ゴール前の密集から抜けトライ。32分にも豪快な突破から中央まで走りきりトライ。
対する近大は36分に、ゴール前のマイボールラインアウトからモールを押し込み
LO市岡選手がトライ。11-21の摂南大リードでハーフタイムへ。
@摂南大、No8シオエリ選手の突破
後半、近大が連続攻撃。敵陣でマイボールラインアウトをキープし、アタックするも、
摂南大の激しいディフェンスが、なかなかゴールラインを割らせず。逆に、
後半11分、摂南大が一気に敵陣までもっていきそのままトライ。両チームに
反則が多く、後半18分に近大へシンビンが出されるなど、激しさとペナルティが
入り混じった展開。レフェリーも、相当苦労されたのではないでしょうか。
近大が一人少ない時間に追加トライをあげた摂南大に流れが傾くかと思いきや、
25分、31分と連続トライを近大があげ23-35まで点差を縮め、スタンドの声援も
いけいけ近大ムード。しかし、敵陣まで継続したアタックがノックオンになってしまうと、
最後は摂南大が粘りのアタック、ゴール前の密集からNo8シオエリ選手が
この日自身4本目のトライでノーサイド。23-40、摂南大が勝利。
@近大のアタック
終わって感じたことは、前半の入り方の大切さ。ゲームが落ち着くある程度の時間に
なる前、畳み掛けた攻撃、特に両外国人選手にボールを集め、ゲインを切り、
しっかりトライに結びつけた。徹底したであろうゲームプランを貫き通した意思の強さ。
それが勝利を手繰り寄せたのかなと思いました。
敗れた近大は入替戦へ。勝った摂南大は最終節の京産大対同志社大の
結果待ちですが、関西第5代表戦でしょうか。
まだまだ熱い大学ラグビー。注目していきたいです。

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