振り返ったときに誇れるシーズンに

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トップリーグ最終節、対東芝ブレイブルーパス戦の結果を受け、ヤマハ発動機ジュビロの
今シーズン公式線日程は終了。試合後、ヤマハジュビロの声です。


仲谷選手
「負けたことが悔しいです。攻め込まれた時にディフェンスからターンオーバーしきれず、
止まってはいるけど継続された感じですね。来シーズンもケガ無く、そして試合へ
出場できるようシーズン通しやっていきたいと思います」
境川選手
「10分ほどの出場時間でしたが、楽しくプレーというかスクラムは安定していたと思います。
来シーズンに向けて、春からラインアウトの精度やスクラムのスキルを上げ、
フィールドプレーも磨いていきたいです」
松下選手
「今日の2トライは、周りの14人の繋いだボールがたまたま僕のところへきて、
それを押さえただけです。チーム一丸となり気持ちを入れ試合に臨みましたが、
相手がその気持ちを少しだけ上回っていたのかなと感じます。勝てなかったことが
悔しいです。これから先、体を大きくしスピードをつけてレギュラー争いに食い込み、
常に試合へ出ることを目標に練習を重ねていきます」
徐選手
「勝てない相手では無いと思いましたが、自分はチームのために働けず結果を残せなかった、
だから交代になったと感じています。2年目は、今年負けた相手には絶対に勝つ、
勝ったチームからは、必ずトライを挙げ全勝優勝する。それぐらの意気込みで1年目の
自分にリベンジしたいです」
佐藤選手
「シーズンを通し東芝らしいラグビーが出来るチームというのが、対戦した東芝の感想です。
ヤマハも、攻撃を継続すればいけるはずですが、ディフェンスの接点で受けてしまった
ことが、トライ数という数字に表れていると思います。ゲームを通し、東芝のセットプレーが
よかったというのもありますね。今日は20番でしたが、20番ではない背番号で
しっかり勝負したい、何より試合で結果を出していきたい。その気持ちで次のシーズンへ
臨みます」
矢富選手
「今まで勝ち続けたチームだけあり、東芝さんはいいチームだと感じました。初先発も
特に緊張することなくプレーできましたが、今日のゲームで自分が良かったか悪かったか
というのは、正直わかりません。それは、結果もそうだし、この結果になってしまった
ことはハーフバック団の責任でもあり、反省のある試合です。1年目のシーズンが終わり、
学生の体でここまできてしまったな、という気持ちがあります。その影響が少なからず、
チームに対する自分のパフォーマンスをなかなか上げることができませんでした。
ワールドカップで痛感した、ケガをしない体を作ることを目標に、しっかりとした体を作り、
そこへスキルを積み上げていく2年目のシーズンにしたいと思います」
大西選手
「プレーオフ進出がかかっていることで、両チームともアグレッシブで負けられない
気持ちがぶつかった試合でした。ゲームの勝敗を分けたのは、ミスを東芝が逃さず
つけこんだこと、最後の最後でフィニッシュを掴めなかったことでしょうか。
その中で、若い選手達は非常にいい経験を積んだと思います。今日を次へ繋げ、
これからもやっていきたいです」
大田尾選手
「東芝は力強さが戻ってきたという印象ですね。自分としてはチームの為に何ができるか、
先発を外れて考えた悔しさを試合へ出した、そこが前へいく姿と重なったように感じて
いただいたのかもしれませんね。来季へ向けては、やはりフォワードを強化していく、
バックスはしっかり取りきることが、チームとしての課題。個人的には、今まで通り
多くの練習で力を積み上げていきます」
ケビン・シューラー総監督
「最後の3試合は負けましたが、その前にNEC、サニックス、神戸と負けているし、
96点を取り勝った試合もある。結果的にシーズンを通し波があったよう、まだまだ
力不足と感じました。とはいえ、個人的に、タツ、シュガ、松下、三角と何人かの選手は
成長したと思います。全体的なゲームメーク、大きい相手に対しての体作り。1年を通して
負けない筋力やメンタル。そこを乗り越えればおもしろいラグビーが出来るし、
トップ4に残れるはず。来年もやりますよ。応援よろしくお願いします」
堀川監督
「勝てず、自分達の力不足を感じ残念な思いです。今日の後半のゲーム内容を80分間
とおしてやることが必要であり、メンタル的な部分も含めこれから改善していかなければと
思います。監督として2年目のシーズンは、いろいろな勉強をさせていただく中で
足りないものが見えたシーズンでした。もちろん自分自身、そしてチームが成長できた
部分はありますので、そこをしっかりと次へ繋げたいです」
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前へと進むラグビーにおいて、目の前に置かれた結果を過去へ戻って
取り返すことはできない、その点を今シーズン、堀川監督に教えていただきました。
戻ることはできませんが、ふと振り返ったとき誇れるシーズンにして欲しい、
私はそう願っています。今シーズン歩んできた道は、来シーズンへ繋がっている。
今日頑張ったご褒美に明日がやってくるはずだから。

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