3日、5月とは思えない日差しの中でおこなわれた日本代表対アラビアンガルフ代表戦。
ゴール裏で見守っていた私の視線に飛び込んできたのは、フッカー猪口選手(東芝)
がラインアウトのポイントへ全速力で走ってくる姿。非常に印象的な光景でした。
@果敢にアタック!
試合後、猪口選手へアタック!
「試合を通して相手に合わせることなく、自分達のやりたい形で80分間プレーできた
と思います。ハンドリング等が暑さもあってスリッピーになりがちでしたが、
バックス陣を信頼しボールを回しました。ピッチ上は5月とは思えない暑さでしたから。
個人的にはラインアウトやスクラムを、もっと安定させることがこれからの課題。
あと、前半からアタック、ディフェンス、全ての面で積極的に仕掛けていきたいと
思います。
(ラインアウトでスローインのポジションへ全速力で走ってくる姿が印象的でした)
よく、試合のテンポをとかスピードと言われますけど、プレーだけではなく、
プレーとプレーの間も重要。早くセットすることで素早い攻撃からチャンスに繋がる。
いち早くポイントへ行くこともラインアウトでボールを投げ入れるフッカーの仕事の
ひとつ。自分からリズムを作りテンポを上げていくことで、自然とそういう流れになる
はず。これは、チームの中で意思統一されている決まりごとですから。あと、ボールを
持っていないとか、ボールが動いていないシーンを見ていただけると、縁の下の
力持ちとしては嬉しいなと思ったりしますね。
これからも応援、よろしくお願いします!」
猪口選手、ありがとうございました。
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プレーだけではなく、プレーが切れマイボールのラインアウトへボールを投げ入れる
ポイントへ全速力で走ってくる猪口選手を見ながら、こういう小さな積み重ねがあって
こそ、勝利という高い頂へ到達することが出来るんだと。ひとつの小さなレンガ。
ひとつでは小さいけど、それがたくさん積み重なれば大きなものへと変わるはず。
ラインアウトのポイントへ誰よりも早く走る。猪口選手が見せてくれた走る姿は、
トライを取るウィングよりもカッコイイぞ。そう思えた瞬間でした。
@後半も積極的にアタック
猪口選手は、「HSBCアジア五ヶ国対抗戦」のカザフスタン遠征メンバーに選ばれ、
合宿へ参加中。カザフスタン戦は中継がありませんので残念ですが活躍を期待し、
応援しています!
<お知らせ>
8日の報道ステーション内で、尾道高校を卒業し相撲界へ進んだ福留君の特集が
あるとお聞きしました。お見逃しなく!