願うチカラ

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10日、国立競技場(東京)にて、日本選抜対フランス大学選抜の試合が
おこなわれました。
<試合結果>
日本選抜 20-19 フランス大学選抜(前半 20-5)


試合は前半4分にフランス学生選抜が先制するものの、日本選抜は狙える位置で
確実にペナルティゴールを決め、3つ目のペナルティゴールを成功させた20分に
6-5と逆転。ウォーターブレイクを取ったあとの28分、22M内中央付近のラックから
左へ展開、大田尾選手(ヤマハ)から高選手(IBM)、徐選手(ヤマハ)と渡り、
左隅に徐選手が飛び込み、日本選抜待望のトライ。38分には自陣のラックから
大田尾選手がボールを奪い、そのまま持ち込み中央へトライ。高選手が
ゴールキックを決め、20-5と前半をリードしハーフタイムへ。
後半、先制したのはまたもやフランス大学選抜。その後もペナルティゴールを
重ね、34分には20-14と1トライ1ゴール差まで点差を縮め、終了間際の39分には
1点差まで詰め寄るトライ。このゴールキックが決まれば、フランス大学選抜の
逆転というシーン。
@日本選抜、ベンチ付近。勝利を強く願う安江選手(IBM)
後半、37分に入替でピッチを退いた伊藤選手(リコー)は、ピッチで戦う15人の
選手へ祈るような声援。伊藤選手と安江選手、豊田選手(東芝)が肩を組んだ瞬間、
ベンチにいた選手達がいっせいに飛び出し、互いに肩を組み「勝利」を強く願う
ノーサイド。いっせいにグラウンドで戦う仲間のもとへ
「後半の最後、ひやひやしましたが勝ててよかった。ありがとうございました」
会見場で見せた伊藤選手の笑顔。勝利というレンガは、「勝ちたい」、そう強く
願ったキモチの塊。国立を訪れたファンや全国で応援する方々のキモチも
ひとつの小さなカケラ。そうやって、歴史は積み上げられていくものだと
改めて感じました。

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