潔さも強さのひとつ

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トップリーグや練習試合を通じ、対戦チームの話を聞きながら、こういう観点も
あるんだと、改めて気づかされたりすることは多々。公式戦の試合後におこなわれる
共同記者会見において、監督や主将の言葉になるほどと頷いたり、新たな世界が
広がったり。


4節のIBM戦終了後、笑顔で会見場に表れた清宮監督。次節のヤマハ戦に向けて、
という質問に対し「シンプルにいきたい」と話していたのですが、その時の横顔に、
一瞬、ピンと張り詰めたような空気を感じたのが非常に印象的で。
そして5節、ヤマハ戦後。「サントリーの出来が悪く、ヤマハがいい戦いをしたという、
見ての通りの結果ですね。負けの中にも、前を向けるプレーがあるものですけど、
今日は収穫のない試合でした。気持ちを切り替え、横河戦に向いていきたいと
思います。今日はパッと忘れます」と。
@ヤマハ対サントリー戦
そこで聞いたパッと忘れるというフレーズに私が感じたのは潔さ。
活字だけ見たら、失礼ながら投げやりと受け取られしまうかもしれない言葉に、
潔い印象を感じたのは、結果を認め、それでいて過去を振り返らず、常に前へ
進むという強い気持ち、そしてゆるぎない信念を持ち合わせているからこそ、さらっと
出たのかなと想像しながら、なるほど、ふむふむ。やはり、強い方と私は改めて感じました。
ヤマハ戦をパッと忘れるのではなく、潔く受け止め、強さに変えていける。
そう、清宮監督に、サントリーの選手自身にはそれだけの力がきっとあるはず。
次節は10月26日。ユアテックスタジアムにて横河電機と対戦。飛び段ではなく、
確実に一段。チーム力を積み重ねたサントリーの、サントリーらしい戦いぶりを
期待しています。

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