あれから1年

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

19日におこなわれた、トップリーグ第5節のサントリー戦前、リザーブ入りした
矢富選手が、こんなこと言ってました。
「サントリーに入団した、スクラムハームのジョージ・グレーガン選手とは、
2007ワールドカップで対戦しました。経験もあるし、キャップ数も多くすごい選手、
敵とはいえ上手いと感じました。でも、対戦している相手のことを上手いと
思った時点で、同じグラウンドにいる自分は負けなんですよね。次に対戦する時は、
そうならないよう、チームのため、自分の責任をしっかりと果たしたいです」


ワールドカップ2007フランス大会が開幕し、日本代表の初戦、オーストラリア戦が
おこなわれたのは、2007年9月8日。早いものですね。もう1年が過ぎようと
しています。その時に対戦した相手とまた、しかも日本で対決するとは、
不思議なラグビーの縁。繋がる何かがあるのでしょうか。
サントリー戦は、後半21分に佐藤選手と入替でピッチへ登場した矢富選手。
積極的な仕掛けから、26分には松下選手のトライを導くビッグゲインを披露。
「チームのリズムを変えたい、それがリザーブである僕の役割」の言葉通り、
自分の責任をしっかりと果たす後ろ姿から成長を感じ取れたり。
@ひとつのトライ上がる歓喜の声
試合後、
「ラグビーを楽しもうと思いながらプレーしました。前へ積極的に仕掛ける、
それが僕のラグビーであり、僕の好きなプレー」、そう残したコメント。試合中の笑顔が
そのことを物語っていたと。これが、矢富選手の放つ光であり魅力。
「自分としてはスタメンに定着したい」、少数精鋭のスクラムハーフ陣で繰り広げられる
激しい争い。背番号9を手にした時、どんな表情を見せてくれるのか、
今から待ち遠しいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*