ノンメンバーのおかげ

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トップリーグ第6節のNEC戦前に、報道陣の方々とご一緒させていただきながら、
ヤマハジュビロの木曽選手と話を。その時出た話題のひとつに、昨シーズン
なかなか安定しなかったセットプレーが、今シーズンは安定していること。
中でもラインアウトに関して言えば、5節のサントリー戦を振り返ってみれば、
大きなミスもなくマイボールをキープできたと思いますよと。


春から、フォワードの強化ということで、他チームとスクラムを組んだり、また
セットプレーを安定させるため、多くの時間をかけてきた。その成果がここにきて
ようやく芽を出し始めたのかなと思い、私自身が感じたことを言葉に出したところ、
「ラインアウトに関していえば、春から澤田さんや坂本、そして石神らが
練ってくれ、本当に地道な練習をここまで積み重ねてきました。だから、
公式戦に入って、セットプレーが安定しているのも、春のおかげであり、
一緒にやってきた仲間達のおかげ。今、僕は試合に出させてもらっていますが、
それも、ノンメンバーである彼らの力があってこそです」。そう話す木曽選手の横顔。
すごく誇らしげでした。
@相手を制する強さの中にある、懐の深さ
木曽選手から教えていただいたのは、「選手を平等に見る」心。
ラグビーは表舞台で光を浴びる選手だけではなく、地道に地べたをはいつくばって
ボールを追う選手もいる。出場する選手のカゲにはノンメンバーの姿がある。
そう話す言葉からは、仲間を思う気持ちの深さを感じ、改めて感動。
そして、木曽選手の素敵さにも尊敬の念。仲間のことを話す誇らしげな横顔は、
それだけ大切にしているからこそ。そう、きっと。
試合終了後、ノンメンバーと笑顔で握手をかわす木曽選手の様子。次は、
しっかり捉えてみようと思います(微笑)。

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