言葉の重み

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一週間前になりますが、ヤマハ発動機ジュビロの春季オープン戦がおこなわれた
ヤマハスタジアムにて、対戦したNECグリーンロケッツの細谷監督、岡村コーチへ
アタック。試合後の声です。


☆NECグリーンロケッツ:細谷監督☆
「たとえオープン戦といえども、公式戦のつもりで戦っていく。練習試合だから、
と思っていたらとんでもないこと。その姿勢は必ず試合に出るし、勝ちきることが
非常に大切ですね。今日は、前半に受けてしまった。前半のスクラムが全てで、
そこが、最後に取り返せない点差となりました。負傷者もいる中で、今いる
メンバー達にとって、勝つことが自信に繋がるし、我慢しかない。ふんばりを期待
しています。
今日よりも次。前を見ること。始まった春シーズンで経験を積み上げ、今よりも
ステップアップする。9月のトップリーグ開幕を、チームが最高の状態で試合へ
臨めるように持っていきたいです」
☆NECグリーンロケッツ:岡村コーチ☆
「チームが始動を始め、その中で少ないながらもやってきたことを全て出そうと、
試合へ送り出しましたが、約束ごとを守ることができなかった。
信じていくものを信じきれていない、貫く心が薄かった。技術的にも、メンタル的な
部分においても受けたことが、結果に繋がったのではないかと。
ケガ人の離脱、日本代表へ召集、そう考えれば少ないメンバーでやっています。
ただ、これを言い訳にすることはできない。グラウンドへ立つ以上、ジャージを
着て試合をする以上、それぞれにプライドを持って戦って欲しい。
1敗の重みは、練習試合だからとか公式戦だからとか関係なし。選手個人、
チームスタッフとしても、1敗の重みをしっかりと受け止め、日々の練習で
力を出していきたいですね」
細谷監督、岡村コーチ。ありがとうございました。
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細谷監督、岡村コーチ、共に非常に真摯で素敵な方々。強い眼差しで話す口調
から発する言葉には、チームに対する愛情が込められている。話をお聞きして
いると、本当にこのチームが好きなんだ、このチームを強くしたい、そんな心を
ものすごく強く感じました。
だから、強くて、なかなか勝てなくて憎らしいけど憎めないチームのひとつなの
かなと。
派手じゃないかもしれないけど、プレーのひとつひとつに魂を感じる。
それが、伝統あるNECグリーンロケッツのラグビー。
春のオープン戦は、まだこれから。次にお会いした時は、どんなチームに
なっているか。楽しみで仕方ありません。
NECグリーンロケッツホームページ

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