3回戦、東福岡対西陵

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当ブログを訪れていただいた皆様、グラウンドでお会いした皆様、
新年あけましておめでとうございます。今年も、よろしくお願い申し上げます。
ということで、行ってきました花園ラグビー場。1月1日は3回戦の8試合がおこなわれ、
愛知県代表の西陵高校は、西のBシード、昨年の優勝校でもある東福岡(福岡)と
対戦しました。


<試合結果>
東福岡 22-5 西陵(前半:12-5、後半:10-0)
昨年の大会に2回戦で対戦した両チーム。その時は65-0で東福岡の勝利。
あれから1年。「65点差をこの1年で埋めよう」とスタートしたチームが
再び東福岡と対戦。ターゲットは“ディフェンス”。低く、速くいこうと定めた狙いが
上手く機能した前半。風下の状況を粘りのディフェンスでしのぎ、失点は2トライ1Gの
12点。西陵がチャンスをものにしたのは21分。SO渡邊(拓)選手の突破を起点に、
ゴール25m付近中央のラックから右へ展開。SH伊藤選手からFB羽野選手、
そしてパスを受けたWTB柴田選手がスピードで相手をかわし右隅にトライ。
前半を12-5で折り返す。
@西陵、柴田選手
@藤井選手のアタック
ハーフタイムで出した指示のひとつは、「ディフェンスをもっと頑張ればチャンスがくる」。
さらに選手達からも「いけるぞ」の声が飛び交う中で臨んだ後半。しかし風がやみ、
雨の影響からか、滑りやすくなったボール処理を両チームがもたつく中での開始3分、
東福岡がペナルティのリスタートからトライをあげ17-5。低く鋭く突き刺さる
チーム一丸となったオレンジの壁で東福岡の攻撃をくいとめる西陵。接点における
瞬時の反応でボールを奪い取る東福岡と、お互いに我慢強く戦う展開の中、
得点が動いたのは23分。西陵は自陣ゴール前で東福岡ボールをターンオーバー
するもののパスが繋がらず。逆に、インゴールへ転がったボールを押さえ、追加トライを
あげた東福岡が逃げ切り22-5で勝利。
試合後、東福岡が花道をつくり、西陵を出迎えた光景に感じたノーサイドの清々しさ。
この3年間、積み上げてきた西陵ラグビーが素晴らしかった証、私はそう思いました。
@渡邊(拓)選手の突破
「3年生には、託したところもあり、去年、おととしよりネジを巻き、厳しく言ってきた
1年間でした。去年負けた相手と今年、元旦にめぐり合せていただいた環境へ感謝、
そして選手やサポートをしていただいた方々に感謝の気持ちです」と、試合後の山田監督。
就任3年目、思いを託したチームが残した軌跡。
それを見守ることができ、私も感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

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