【スポットライト】地元出身、長尾純一選手(トヨタ)にアタック

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先週、トヨタ自動車ヴェルブリッツの練習取材に行った際、念願叶って
2年目の長尾純一選手にアタック。
長尾純一選手は愛知高校→名城大学を経て今年が2年目という、バリバリの
地元選手。ということで、今回スポットライトをあてての紹介。
合宿を終え2年目のトップリーグへ挑む気持ち、そして後輩へのメッセージなどを
お聞きしました。
@練習風景より


‐‐ 夏合宿を終えた手応えは
「全部の試合に出場することができ、ある程度スクラムを組めるように
なりました。とはいってもまだまだ。勉強すべきことは山のようにあります。
これからの課題はセットプレー。スクラムでのマイボールを確実にキープ
できるようにしていきたいです」
@春のヤマハ戦より
‐‐ 社会人を1年経験して、学生との違いを感じた部分は
「僕がプレーしていた東海学生リーグは、認知度やレベル的なものが
全国と比べればまだ高くないリーグ。上位の成績は残しましたが、社会人で
プレーを始めてから、ラグビーに取り組む姿勢や気持ちの持って行きかた、
意識の高さが大学のレベルと違うことを痛感しました。スキルもそうで、
ミスをした時のリアクションなど、1年目は周りについていくのが大変でした」
‐‐ そして2年目を迎えました
「しんどい、と思うこともありますが今は何にも変えがたい、ラグビー生活の中で
一番いい経験をさせてもらっています」
@フィールドプレーも得意です(練習風景より)
‐‐ 長尾選手を目標とする後輩達に社会人2年目の立場から送るエールは
「トヨタに入って特に感じたことは、カゲで努力している選手がものすごく多い。
見えない努力というか。僕が学生の時、もしかしたらOBや上の方からそのことを
言われていたのかもしれません。でも、当時はさほど気に留めてなかったのでしょうね。
卒業してから休日に母校へ行き、練習を見ると、まだまだ自分達は甘かった
んだよなと(微笑)。特に、人一倍練習することは、精神的にも強くないとできない。
逆から言えば、精神的に強く、高い志を持っている人間だからこそ、人一倍
練習ができる。練習から多くの力が備わってくると思いますので、やる気を
出して取り組んで欲しい。これがエールかな」
@懐かしや。07年東海学生リーグの風景より(左から5人目、紺ヘッキャをかぶり、
腰に手を当て、円陣で仲間の声に聞き入る長尾選手)
‐‐ トップリーグ開幕に向けての意気込みをお願いします
「地元ですからね。ジャージを掴むため自分としてできる限りのことはしました。
頑張ります」
地元出身、特にお世話になっている東海大学リーグ出身選手、ということもあって、
長尾選手の活躍を目にすると嬉しいもの。彼の周りにいる誰もがそう感じているの
では。2年目、与えられた多くのチャンスを経験と力に変え、これからトヨタの
強いフォワードを支える存在、象徴になって欲しい、そう願っています。
ちょっとびびり気味、遠慮気味?に見えた1年目からトップリーグの舞台へチャレンジ。
その成長、活躍をいつまでも見守っていきたいなと思う選手のひとりです。
長尾選手、ありがとうございました。
トヨタ自動車ヴェルブリッツの開幕戦は9月5日、瑞穂ラグビー場にて
ヤマハ発動機ジュビロを対戦。キックオフは18時ですが、16時前後から
今回限りのイベントなどを企画し、多くの皆様のご来場をお待ちしております。
(もう少し早くお越しいただければ、県私学祭の決勝「愛知対栄徳」が
15時35分キックオフでおこなわれます)
ぜひLIVEで日本最高峰のリーグ、ジャパントップリーグの熱を感じていただければ
嬉しいです。
トヨタ自動車ラグビー部オフィシャルサイト

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