【JWC@瑞穂】開幕しましたJWC!

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5日(金)。全国5会場(秩父宮、瑞穂、花園、佐賀、福岡)を舞台に
「IRB TOSHIBA JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP 2009,JAPAN」が開幕。
瑞穂ラグビー場では予選プールA組のアルゼンチン対アイルランド、
ニュージーランド対ウルグアイの2試合がおこなわれました。
メインスタンドの(僅かな)屋根ありシートから埋まり始めたよう、
開門時は小雨と、天候が心配されましたが、第1試合の後半には、
ほぼあがったかな、という感じ。足を運んでいただいた2500人あまりの
観衆の皆様に感謝。U20世代といえ、世界から集まった国のプレー。
目に焼きついたのではないでしょうか。
大会の迫力、各国文化との交流をストレートに体感したい方は、ぜひ、試合会場へ。
「ウォー」とか「すごい!」と、一回でも感じたなら、またきっと、足を運びたくなる。
そんな大会だと私は思います。
「U20世界ラグビー選手権」特設サイトをチェック!


【アルゼンチン 9-16 アイルランド(前半:6-7、後半:3-9)】
前半キックオフ時の天候は小雨。その影響もあってか、序盤は両チームとも
キックを多様。我慢比べの中で先制したのはアイルランド。敵陣で
マイボールラインアウトをキープし左に展開。センターのネヴィン・スペンスが
中央にトライ。ゴールキックも決まり0-7。アルゼンチンは確実に得点を狙い
2本のペナルティゴールを決め6-7でハーフタイム。
後半は雨がやみ、ボールを動かし始めた両チーム。ハーフタイムに、
ブレイクダウンを激しくいこうとアレン・クラーク監督から指示を受けたアイルランドが、
2分にペナルティゴールを決め6-10。食い下がるアルゼンチンは5分に
ペナルティゴールで9-10の1点差。しかしこの後、2本のペナルティゴールを
決めたアイルランドが9-16と逃げ切って勝利。予選プールA組で最初の
勝ち点4を手にした。
【ニュージーランド 75-0 ウルグアイ(前半:36-0、後半:39-0)】
ディフェンディングチャンピオンのニュージーランドと、下部トーナメントの
JWRTで優勝し、今大会へ昇格したウルグアイとの対戦。来日前、南アフリカ・
オーストラリアと対戦。結果を残すことはできなかったものの、コンタクトに
自信をつけたウルグアイが開始3分、ペナルティゴールのチャンスを得るも
左に外す。先制はニュージーランド。9分、スーパー14のハリケーンズで
活躍するWTB14ザック・ギルフォードが抜け出しトライ。FB15コーディー・レイの
ゴールキックが決まり7-0。その後、11分、15分、18分とバックス陣が
ゴールラインへ飛び込みリードを広げる。20分過ぎ、ウルグアイは自陣から
ボールをキープ、ニュージーランドのペナルティを追い風に敵陣ゴール前まで
迫るもミスでトライには届かず。逆に30分過ぎ、2本のトライをあげた
ニュージーランドが、36-0とし後半へ。
後半もニュージーランドの突進は止まらず得点を伸ばすなど、スコア上は
ワンサイドゲーム。しかしウルグアイの全力ラグビーが観客の心を掴んだのか、
場内からウルグアイコール。15分過ぎ、シンビンが出て14人で戦うウルグアイは
この時間を無失点で乗り切るものの、最後までゴールラインを越えることは
できず、75-0でノーサイド。リザーブの選手を全て使い、全員がJWCの舞台
デビューを果たしたニュージーランド。細かなミスが目立ったものの、
大会2連覇に向け順調なスタートを切った。
☆試合後のアレン・クラーク監督(アイルランド)☆
「最初はOK。トライの形はよかったけど、途中からミスが出はじめ、そこから
ナーバスになってしまったので、最後の集中力が必要。ハーフタイムには、
接点、ブレイクダウンを力強くいくこと、クリーンアウトに人数をかけない、
後はゲームをコントロールしていくよう、プレッシャーをかける。この部分を指示
しました。選手達は頑張ったと思います。JWCのファースゲームを落とすことは
痛いので、勝ててよかった。火曜のニュージーランド、チャレンジします」
☆試合後のブルーノ・グルンワルド監督(ウルグアイ)☆
「予想していなかったことが2点。ひとつは、コンタクトにおいて、ターンオーバーを
多くされたこと。もうひとつは、ニュージーランドのバックスが思った以上に
スピードがあった。ここにディフェンスの人数をかけた結果、システムが
ばらばらになってしまいました。結果は残念ですが、選手らのプレーしようと
する意思には成長を感じています。次に対戦するアルゼンチンは、兄弟の
ような関係。向こうがお兄ちゃんで、ウルグアイが弟ですが、お兄ちゃんは
いつも勝たせてくれない(苦笑)。お互い、良い所も悪い所も知り尽くしていますが、
我々は勝つことを目標に調整していきたいです」
【予選プールA:5日終了時】
1.ニュージーランド(勝ち点5)
2.アイルランド(勝ち点4)
3.アルゼンチン(勝ち点1)
4.ウルグアイ(勝ち点0)
【予選プールA:9日(火)試合予定】
17時キックオフ アルゼンチン対ウルグアイ(兄弟対決、軍配が上がるのは?)
19時キックオフ アイルランド対ニュージーランド
※6月7日付けのNEWS RELEASEにて、アイルランド主将のピーター・オマーニ選手が
危険なプレーで1試合出場停止。これはアイルランドにとって痛い><かも・・・・・・。

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