9日、10日と一宮市光明寺公園球技場にておこなわれた
「第13回関西・一宮テンズ」にて、京都と決勝を戦い、見事カップ優勝
(予選各プール1位によるトーナメント)したのは、愛知Aの豊田通商ラグビー部
(BLUE WING)。昨年もこの大会でカップ優勝をしている様子なので今回、
2連覇でしょうか。おめでとうございます(当日に気がつかず、申し訳ありません
でした)。
表彰式後の記念撮影を終えたあと、チームを率いる内藤信彦監督に、
今大会の勝因や今後の道など、少しお話をお聞きしてきました。
「天候に恵まれ、非常に暑い2日間でしたがその中でも選手たちはよく戦って
くれました。京都さんとの決勝は、FWが劣勢だというのは見えていましたので、
そこをBKがしっかりとカバーし、最後まであきらめることなく全員が走りきった、
これが勝因のひとつと思います。
豊田通商ラグビー部は昨年まで、練習グラウンドがなく、公共のグラウンドを
お借りするなど正直、十分とはいえない環境でした。でも、今年はありがたいことに
練習グラウンドを購入していただくことができ、質のいい練習に取り組めています。
グラウンドを使った全体練習は一週間のうち、2~3回。みんな社会人なので、
日々の忙しい生活にラグビーがプラスされ、付加がかかっていると思います。
でも選手たちは、高い意識でラグビーと向き合っています。
昨シーズン、東海社会人リーグAで優勝をしたので、今シーズンからは
関西社会人リーグに昇格しました。もちろん、目標とするのは一番上の
トップウェストA。関西へ殴りこみをという意気込みで、挑みたいと思っています」
内藤監督、ありがとうございました。
ここ数年で力をつけてきた豊田通商ですが、ここまでの道のりは平坦では
なかったようです。チームのホームページを拝見させていただきましたが、
1980年に創部、愛知県リーグを経て東海リーグに昇格したものの、また
愛知リーグに降格するなど、多くの苦労を重ねてきた印象。いろいろな思い、
会社の方針等あるかと思いますが、そのバランスが取れつつある今、チャンスでは
ないかと。
今シーズンは、トップウェストの一番下、B1リーグでプレー。上へ進むためには、
優勝して入れ替え戦の繰り返しが続きます(B1→B→A1→A:ここがトップウェスト)。
山あり、谷ありでしょうが、ぜひとも、頑張って欲しいなと。
@田中選手(名城大卒)。しつこいプレーは相変わらず。声をかける機会を
逸してしまいましたが、こうした再会も嬉しい限り
県内でのプレーを見ることができないのは残念ですが、うまくいけば個人的な
関西遠征の楽しみが増えたりして(微笑)。そう、大阪消防との対戦が予定されて
います。
@カップ準決勝より、その1
@カップ準決勝より、その2。
登録名は「BLUE WING」でいいのかな(編成表によると)。直訳でいえば
青い翼でしょうか。その青い翼に夢と希望を託し、トップウェストの舞台へ
はばたいて欲しいと願っています。
(2009年トップウェストB1所属は、門真ブルーソニックス、三菱東京UFJ銀行、
三菱電機メルコダイヤモンズ、大阪市消防局、大阪市教職員、そして、
BLUE WING。B1リーグは9月20日に開幕します)
豊田通商ラグビー部「BLUE WING」