トップリーグ第5節、石川県開催

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10日(土)、1週間のブレイクがあけた「2009-2010ジャパンラグビートップリーグ」
が再開。第5節の1試合、ヤマハ発動機ジュビロ対近鉄ライナーズ戦が、
石川県にある西部緑地公園陸上競技場にて行われました。
前日の夕方に見た天気予報、10日の金沢は「雨」マークでしたが、現地到着時の
天気は「快晴」。秋の気配を感じさせる風は爽やかなものの、日差しは眩しく、
何気に絶好の日焼け日和。トップリーグの試合前には、金惑対富惑の試合や、
ヤマハ・近鉄の選手が参加し、中学生を含め総勢150名余りとタグラグビーを
楽しむなど、まさにスポーツの秋、楽しい時間でした。関係者の皆様には
感謝申し上げます。お世話になりありがとうございました。
@青空に感謝


4節を終え、1勝2敗1引き分けの勝ち点7のヤマハと1勝3敗、勝ち点6の近鉄。
試合はヤマハが先制。その後、PGで近鉄に得点を上げられるも、前半は10-3と
ヤマハがリードしハーフタイムへ。後半に入り、武器とするモールからダンカン選手が、
11分にはマイボールスクラムからサインプレーで矢富選手が抜けだし、
津高選手の嬉しいトライで24-3と大きくリードしたヤマハが、このまま勢いよく
ノーサイドまで走りきるかと思いきや、形勢逆転。追いかける立場の近鉄が
20分過ぎから怒涛の反撃。連続3トライであっという間に24-24の同点。
息詰まる攻防の中、39分。近鉄のミスを機にヤマハが展開。「絡まれた
松下さんのサポートへ行く選択もありましたが、絶対にパスが来ると信じました」と
信じて待った外の中園選手へパスが通り、そのまま細かいステップで
前を向きディフェンスをかわしながら右中間へ逆転のトライ。29-24とヤマハが
勝ち越したものの、その後の反撃を防ぎきれず、ホーンと同時に近鉄が
またしても追いつき29-29でノーサイド。
@ヤマハ、体を張るフォワード陣
@矢富選手の突破から
@創部1929年の近鉄ライナーズ。今年は80周年、ジャージの背中にあるロゴが
歴史を感じさせます
【試合結果@第5節、西部緑地】
ヤマハ発動機ジュビロ 29-29 近鉄ライナーズ(前半:10-3、後半:19-26)
ケビン・シューラー監督@ヤマハ
「今日のキーポイントは後半途中の流れがコントロールできなかったこと。
途中に疲れてミスはあったものの、互いに、いいプレーがあった。引き分けだが、
勝ち点3を取れた」
山村亮主将@ヤマハ
「後半途中までいい流れでしたが、相手に傾いた流れを変えることができなかった
のが反省点。また、後半終了間際に逆転してから残り2分の使い方を徹底できなかった。
次は勝って勝ち点を取りたい」
ピーター・スローンヘッドコーチ@近鉄
「勝てなかったことは残念。結果に対しいろいろな気持ちですが後半、
エキサイトなプレーを見せてくれた選手達を誇りに思います。ラグビーはチームスポーツ。
最後のゴールキックが入らなかったのはチームとしてまだまだ、ということ。
後半のエイサイティングな部分を次の試合へ繋げたいです」
大西将太郎ゲームキャプテン@近鉄
「非常に素晴らしい環境の中で試合ができたことに対し、関係者やファンの皆様に
感謝申し上げます。最後、同点に追いついたことは、誇りであり次に繋がります。
ただ、同点止まりではチームとしてまだ。ひとつづつ、ステップアップしていきたいです」
【5節を終えた順位】
1位:三洋電機ワイルドナイツ(勝ち点23)
2位:サントリーサンゴリアス(勝ち点20)
3位:トヨタ自動車ヴェルブリッツ(勝ち点20)
4位:東芝ブレイブルーパス(勝ち点17)
5位:神戸製鋼コベルコスティーラーズ(勝ち点16)
6位:クボタスピアーズ(勝ち点14)
7位:コカ・コーラレッドスパークス(勝ち点13)
8位:福岡サニックスブルース(勝ち点11)
9位:ヤマハ発動機ジュビロ(勝ち点10)
10位:近鉄ライナーズ(勝ち点9)
11位:リコーブラックラムズ(勝ち点8)
12位:NECグリーンロケッツ(勝ち点6)
13位:ホンダヒート(勝ち点1)
14位:九州電力キューデンヴォルテクス(勝ち点1)
ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
【Photo】
@金惑対富惑
@タグで集合!
@150名余りを相手に、笑顔とともにスポーツの秋を楽しみました

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