トップリーグ第12節、ヤマハ対九州電力

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9月に開幕した「2008-2009ジャパンラグビートップリーグ」も気がつけば残り2節。
第11節を終え、7位のヤマハと12位の九州電力が、ヤマハのホーム、ヤマハスタジアム
にて対戦。日本選手権出場の6位以内を目指し、また降格争いから抜け出すために、
どちらも勝ち点5が欲しい試合。激しくひたむきな姿勢を持つ九州電力、
後半戦に入り強みであるディフェンスの輝きを取り戻し始めたヤマハ。
手に汗握る熱い戦いが繰り広げられました。


<試合結果@ヤマハ対九州電力>
ヤマハ 31-19 九州電力(前半:17-7、後半14-12)
@やれることを全力でやるだけ、試合前に話していたPR高木選手
試合後会見
○ヤマハ発動機ジュビロ:堀川監督
「今シーズン最後のホームゲーム、会社の皆様の前でしっかりと結果を残せたことは
非常に満足しています。ゲーム内容も、前半はセットピースに苦しみましたが、
少ないチャンスで確実に得点が取れたことは、評価できる部分であり、今日の
5ポイントは、次に繋がるポイントとなりました。神戸との最終戦に向けては、
自分たちがこの1年間やってきたことをすべて出し切れるよう、いい練習をし、
いいチームにしていきたいと思います」
○九州電力:神田監督
「今日は何としても勝ちたかった試合でしたが、残念な結果に終わりました。
内容としては、ヤマハさんの固いディフェンスに幾度となくチャンスの芽をつまれて
しまったというか、そこで得点することができませんでした。選手たちは、
後半最後まで勝ち点を取るため、本当に一生懸命やってくれたと思います。
このひたむきな姿がチームの姿勢。それが次のゲームに必ず活きると信じています」
マッチレポートにも書いたのですが、この試合。前半18分、九電SO齊藤のトライは、
PGが狙えるゴール前で2度、スクラムを選択した結果。この判断については、
記者会見で中村キャプテンは「トライを取りたい気持ちもあり、自分たちのオプションの
中からスクラムを選択した」と話し、神田監督が「今年から、スクラムの際は5m下がらないと
いけないルールになったことで、ゴール前5mぐらいの位置ならスクラムを選択すれば、
アタック面で非常に有利な点がある」と補足。よく考えればわかることでしょうが、
自分の中に、ゴール前イコールPGのような図式があったので、理解度の低さを
反省しながら目が覚める思いになりました。
最終節、ヤマハは神戸とトップ4入りをかけ直接対決。九州電力は横河電機と
対戦します。

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