【JWC@瑞穂】サクラ咲く日まで

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「IRB TOSHIBA JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP 2009, JAPAN」。
21日のラウンド5で今大会が終了しました。
ホスト国でもあった日本代表は15位。来年のアルゼンチン大会は出場が
12カ国のため、今後は、アジア予選を経てJWRT(ジュニアワールドラグビートロフィー)
出場を目指す形になると思います。
大変申し訳ないことに、今回のU20日本代表をLIVEで見たのはこの瑞穂での
2試合のみ。12月に結成されたチームの成長はどうだったのか。試合後の
報道陣による囲みで聞いた薫田監督のコメントです。


「12月からチームを作り始め、結果は前大会と同じ15位。この6ヶ月を振り返って
みれば、出場年齢が限られている難しさを含め、今回のメンバーには前回の
マイケル・リーチのような突出した選手がおらず、非常に真面目でおとなしかった。
これを勢いが足りないというイメージに取られがちですが、決してそうではなく、
鹿児島キャンプ以降は、まとまりを見せ、最後の最後は、有田を中心とした
いいチームになりました。大会を通じ良かった点は低さ。ディフェンスにおいて
プレッシャーをかけれたことは、選手自身もわかったと思います。不足していたのは、
タイトなゲームになればなるほど、その差が歴然としてくる経験値、そして
ゲームコントロール。これは、長いスパンで強化方針を立てていく必要があります。
あとは、参加チームのほとんどに、2mオーバーの選手がいたりと、サイズが
全てではありませんが上のボールに対応するため、長身の選手が必要だと
感じました。
負傷メンバーが出るなど、いろいろなアクシデントはありましたが、最後に
勝ててよかった。世界を知り、自分達の現状を把握できたことは選手にとって
何より一番だったと思います」
薫田監督、ありがとうございました。
(薫田監督といえば、以前東芝の監督をやられていた際、キリキリした鬼の
ような表情のイメージが強かったのですが、この囲みでは大会を終えた
安堵もあってか、汗を拭きながら終始、笑顔。ギャップにむむむーと思いつつも、
本当にお疲れ様でした。機会があればぜひ、地元の指導にも 微笑)。
個人的には、最後の最後で選手やスタッフの笑顔を見ることができよかった、
と思う反面、これが終わりではなく、ここが彼らのスタートだと。薫田監督の
コメントの中に、『自分達の現状を把握できた』とありましたが、世界の若い世代を
取り巻く状況を今大会で多くの人が体感したと思います。最終戦の勝利に
満足することなく、これからの育成、強化に対し真摯に向き合っていきたい。
若き世代の強化が、ひいては15人制の強化に繋がる、私はそう信じ願っています。
自分自身、何ができるのかなと考えた時、やはーり。ここからサクラ咲く日が
来ますようにとまず、地元の熱を追いかけていきたいです。東海近郊の皆様、
今後ともよろしくお願い申し上げます!。もひとつ。このメンバー達が自分らの
大学へ帰ってからの戦い、見守っていければと思います。
@フラッグを上に掲げる気持ちの強さ、次は見せてくださいね

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